こんばんは。
いよいよ始まりましたね。
女子ソフトボールがオーストラリアと対戦して
見事にコールドゲームで初戦を突破。快勝でした!
そんな快勝の試合会場でしたが、無観客で応援は
全員がステイホームで観戦。
試合会場には報道関係者が大きなカメラを抱えているだけ。
そう考えると、一番、気になるのがボランティアの存在。
無観客って事なので、間違いなく当初の予定より
大幅に少ない人数のボランティアが活動したのでは?
いや、下手すればボランティアの中でも差別が生まれるので
ボランティアも全員が参加できない。なんて事もないよね?
そもそも、復興五輪。というキーワードを使っていた
今回のオリンピックとパラリンピック。
東日本大震災から復興している街を世界各国の方々に
見ていただき、当時の支援への感謝や御礼を伝えると共に
今からも頑張って復興していく姿を見てもらう。
そんな最も大切なコンセプトが無観客になる事で全く
カタチになる事が叶いませんでした。
そもそも、一度、言い出した『復興五輪』
そこを主点に考えるならば「アスリートファースト」と
共に「復興を見せる=世界中の観客を観戦させる」となり
それは確実に『コロナの完全終息後の開催』が必須になる。
しかし、そんな復興五輪の言葉は誘致の際の「言い訳」や
「こじつけ」であり、実際に日本(東京)でオリパラが
開催させる事が決定すれば、聖火ランナーのスタート地点に
決めただけで、あとは復興五輪らしい事なんて何も無い。
こう考えると・・・
『日本はオリパラを誘致するために震災を同情のネタにした』
『そして誘致が出来たら表面的な部分だけ東北をかました』
『無観客を決めた段階で復興五輪は形骸化している事から逃げた』
『IOC・JOCのためのオリパラになり、選手はオマケになった』
等々、はっきり言って【復興五輪は論じる事が無くなった】
それもこれも、全て政府やJOCが自分達の事しか考えず、
本来のオリパラの意義や必要性や誘致の際に語った事を全て
棚上げして「自分達だけが都合のイイ方向」でしか事を進めず
結果として、選手も国民もボランティアもスポンサー企業も
誰も幸せになれない。
そんな「クソみたいな大会」を今週末に迎える。
今の日本政府は復興五輪なんて考えてもいない。
言葉で言うのは簡単だが、やっている事は繋がる訳ない。
明日(23日)の開会式で菅総理や橋本会長が復興五輪を
口に出すのだけは絶対に止めて欲しい。
彼らが復興五輪を形骸化させて被災された方々の心に
土足で踏みにじる行為を行っているのだから。