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昨春から幼稚園にくっついている体操教室に行っている娘、最近「行きたくない」と言い出した。
やめてもいいんだけど、体が丈夫になってぜんそくの発作も減ったし、ちょっともったいないので、 「どうしていやなの?」 と聞くと、 「センセーこわいんだもん」 「つかれちゃうもん」 「お着替えするのがいやなんだもん」 「足がいたくなっちゃうもん」…… ちっちゃな頭で考えた「行きたくない理由」を、いろいろとならべ始める。 おもしろいから、「それから?」「あとはなんでやなの?」とずっと聞いていたら、 「……ママ、いないから」 とぼそっと言った。 何人かのお母さんたちは体操の教室を見学しているのだけど、私はといえば、お教室の終わりのころに迎えに行っていた。 それが、娘にはさびしかったらしい。 「じゃあ、ママが見に行ったら、体操行く?」 「ウン」 「じゃあ、見に行こうっと」 「やったー! 早く来てね!」 機嫌を直した娘をみて思う。子供ほど単純ではないけれど、大人にも似たようなことがあるかもしれない。 なんとなく気乗りがしないこと。なんだかいやだなと思うこと。 「どうして?」「なんでいやなんだろう?」と、ていねいに自分に聞いてみると、いろんな理由が出てくる。 ひとつひとつ取り出したら、意外とたいしたことじゃなかったり。 ホロン、とほんとうの理由がこぼれてきたり……。 ――さあて、見学に行くとしましょうか(…でもね、ママは春から会社なんだよ、いまのうちだけなんだよ、娘よ、強くなるのじゃ~!)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.02.02 12:57:23
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