一夜限りの恋で泣いたことのある人へキレイで感じもいいのに、恋人ができなくって、悩んでいる女性っていますよね。つい最近も、31才のB子ちゃんから、こんな相談を受けました。 「あのね。私ね、男の人には結構言い寄られるのに、いつも一回だけで終わりなの。30才を越してからは特にひどくて、ここ最近はずっとこのパターン。こっちは本気だから、その後誘いがこなくなると、すっごく落ち込むんだよね。私の何がいけないのかなあ…」 B子ちゃんは中山美穂系の、小柄でちょっときつい感じの美人。 商社で事務の仕事をしている。 高校時代、短大時代、20代前半までは、かなりもてたみたい。 いっつも女友達の彼氏からアプローチされて、関係を持ってずるずるってパターンから始まるんだって。 ん? それって、受け身ではあるが、奪われた方からみたら立派な略奪愛よね。 私はここで気がついた。 彼女、もしかして寂しがりやで、男性からの押しに弱い“泣き虫姫”タイプ? こりゃあ、“ニセ者王子”たちに、つけこまれるぞってね。 略奪愛を繰り返してきたそんなB子ちゃんであるが、27才のときから、ステディーな彼氏がいない。 友だちの紹介や、飲み会で知り合った男性とは、必ず2人でデートするまでは進む。そして、たいていその関係は2回目のデートで最後となってしまう。 なぜでしょう。 詳しく聞いてみると、彼女の場合、2回目のデートで必ずホテルに誘われて、関係を持ってしまうんだって。それですっかり恋人気分なのに、実際はというと、それきり男性から連絡がなくなってしまう。 ようするに、一夜限りのオンナとして扱われることが多いのです。 彼女は決して露出の多い服を着るタイプではない。 たいていは、おしゃれでシンプルな服装をキレイ目に着てる。 メイクも、決して濃くはないしよく似合っている。 だから、外見に関しては何の問題もないと思う。 女友達からみれば、性格だって悪くありません。 。。。ということは、やっぱり心の問題か。 そこで、私の周囲の男性の声をヒントに、一夜限りのオンナがそうなってしまう原因を、まとめてみました(本当は、私の彼の意見なんだけど、まあ代表ってことで)。 ●寝てみたいと思う女性と、付き合いたいと思う女性は、はっきり分けられる。 ●その女性がどちらに分類されるかは、「会話」や「仕草」で一目瞭然。 ●過去の統計からいって、寝てみたい女というのは、誘えば簡単に落ちることが多い。 逆に、付き合いたい女性は、付き合い始めてもなかなか最後までは持ち込めない。 ●つまり、男性が一夜限りの恋を望む女性は、早い段階での誘いを受け入れる女であり、男性はそれを見抜いているため、「どうせだったら」と、好きでもないのにホテルに誘う。 ●もともと、好きで付き合ったわけではないから、そのままサヨウナラ、となってしまう。 無念…。一夜限りのオンナのできあがり。 あらあら~。思ったより単純な論法でことが片づいてしまいました。 そうなんです。一夜限りの恋で悩む女性は、実に簡単に、男性の誘いに乗ってしまうのです。その空気感が、男性には見えるんですね。 その辺りについて詳しく聞いてみると、「ポイントは素直さだね」という答えが返ってきました。 もし、男性がルックスだけ見て下心を持ったとしても、話してみて「素直」な女性は、すぐに恋人候補にチェンジされるんだって。 じゃあ、その「素直さ」ってなあに? って聞いてみると、「へんな見栄を張ったり、人と張り合ったりする人は論外。なんていうか、本当の自分よりも、自分を大きく見せようとする人は、素直じゃないと思う。で、そういう子のことは、好きにはならないんだけど、ホテルに誘っちゃおうかなって。逆に、好きな子だったら、嫌われたら困るから、1回や2回のデートでホテルに誘えないよ」なんて言っている。 他にも、足を組んだり、タバコの煙をながーく出したり、H系のネタにも全然動じたりしないような、「生意気感」を全身で表現している女性。 ハキハキと自分の意見を言うんだけど、本当は全然理解していないらしく、会話のピントがずれてしまっている女性なんかも、一夜限りのオンナになりやすいそうだ。 あとは言うまでもありませんが、自分から「好き好き光線」を発射している女性。露出の多い下品な服装の女性も同じです。「まあ、一回しておこう」となるわけです。 あの~。これってアレですよね、マイナスの要素ばっかりじゃないですか。 まあ、ちゃんとは付き合わないとしても、Hしたいと思うわけでしょう。どうしてそんなマイナスばっかりの人に、そそられるんですか? 「そんなあ。男だって、誰でもいいわけじゃないんだよ。タバコを吸ってても、知ったかぶりしていても、見栄っ張りでも、やっぱり、キレイな子には引かれる。それが男。全然おしゃれを気にしていないような子は、いくらチャンスがありそうでも、誘わないよ」 そうか~。 つまり、一夜限りのオンナになりやすいのは、ルックスが良くて、素直じゃない人ってことね。 「…まあ、そういうことになるよね(ニヤリ)」 ご協力、ありがとうございました。途中、気になる発言がありましたが、ここでは深く追求しないことにしましょう。やれやれ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 男心を聞いてみて、簡単なルールを発見した私は、B子ちゃんにこうアドバイスをすることを決めました。 ☆「付き合ってください」、と言われるまでは絶対にホテルに行かないこと。 その決意があれば、男性はその女性を自然に「恋人候補」カテゴリーに入れる。 ☆男性に対して、張り合う気持ちを持たないこと。 恋人候補と意識するから、なんとなく有利に立ちたいと思ってしまう。それがネック。 だから、初対面の男性と会うときは、お世話になった先輩に会うような謙虚さと素直さを持って接すること。 上級者は、これができている上に、男性を立てることも上手。この差は大きいぞ。 ☆「すんごい彼氏欲しい」という気持ちを、かぎつけられないこと。 そっけなくする必要はないが、必要以上に自分の「もてない度」などをアピールする必要はない。 ↓ 悪い例:男 「B子ちゃん、かわいいのに本当に彼氏いないの?」 B子「もう、全然もてなくって。もう誰でもいいから結婚してって感じですよ」 良い例:男 「B子ちゃん、かわいいのに本当に彼氏いないの?」 B子「んー。そうですね。どうなんでしょう(ニッコリ)」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一夜限りの恋って、20代前半の頃は一回くらい経験するものかもしれない。 でも、20代も後半になったら、そういうのはもう卒業しよう。 一度きりでバイバイされたときのショックは、誰だって2度と味わいたくない。 自分の身に起こることを、「男運の悪さ」として捉えていては成長しない。 原因はすべて自分の心のなかにある。 だから、心を変えれば、状況も変わるし、男性も変わるし、人生も変わるんだよ。 ジャンル別一覧
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