|
テーマ:恋愛について(2606)
カテゴリ:カテゴリ未分類
前にも書いたかもしれないのですが、なんとなくまた思いだしたので、元カレとのあるお話を書きたいと思います。 Aくんは学生時代に付き合っていた年上の元カレです。 ものすごーく嫉妬深いのがイヤで、別れてしまいました。 少々熱しやすいカレは、「ヒロコと結婚できないならオレは一生結婚しない!」と泣いていました。 そんなカレとは、別れてからずうっと会っていませんでした。 でもときどき、「あー、私のことまだ好きかしらー」なんて思い出すこともありました。 月日は流れ、私は別の人と結婚&離婚をして2度目の独身に。 その後、ムーミンと出会い、二度目の独身時代を過ごした街からあと1週間で引っ越すという日のことです。 駅でバッタリ、そのAくんと遭遇しました。 なんとなく避けられる雰囲気ではなくて立ち話したのですが、驚いたことに、そのAくんは、私と同じ駅の反対側に住んでいたのでした。 「まだ私のこと好きだったらどうしよ~~」 なんて心配しつつ、ムーミンとの結婚について話すと、Aくんは、「よかったなー。実はオレも来月、結婚するんだ。この街のアパートも引き払って引っ越すんだ」と言いました。 ひどい別れ方をして(包丁も出た)何年かぶりで会った2人が、それぞれに引っ越す前にお互いの幸せを報告しあえたこの偶然に、本当にビックリしました。 そしてもう一つ。Bくんの話です。 Bくんとは少しずつ会わなくなり、最後には私が「もう友だちに戻ろう」と言って別れてしまった人です。このカレは、「ヒロコにできるならオレもできる。司馬遼太郎みたいな歴史の本を書く人になりたい」と言って、大きな広告代理店をやめてライターになりました。 その自由すぎる行動に、「Bくん大丈夫かなあ」とときどき思い出しては心配したりしていました。そしてやっぱり、「私のことまだ好きだったりしてー」と考えたりすることもありました。 そのBくんとは、ムーミンと結婚してすぐの頃、地下鉄の駅でバッタリ会いました。 そのときも真正面から会ってしまったので、避けられる雰囲気ではなく、懐かしく立ち話をしました。 「私、結婚したの。それでね、念願だった本の出版もできたんだよ!」と言ったら、「よかったなー。オレも今、○研で歴史の本作ってるんだ。そんで、来月こいつと結婚するんだ」と言って、うしろにいる彼女を紹介してくれました。 ギョギョ! このときもビックリしました。 このタイミングの良さ。お互いに夢が叶ったことと、結婚したこと(結婚すること)を報告できました。 そして、思ったことがあります。 みんな、それぞれの人生の時計は、確実に進んでいるんだなっていうこと。 あの頃のまま立ち止まっている人なんていないなーって。 私のこと考えることあるかな、、、なんてうぬぼれたことを思ってたけど、多分そんなことなかった。 思い出の中を生きているんじゃなくて、今と未来を歩いていた。 当たり前だけど、そのことを知って、じーんとしたりしました。 大安さんにその話をしたとき、「神様が見ていたような展開だね」と言っていましたが、本当にそんな気がします。 神様は、過去に執着するんじゃなくて、過去は過去として前に進めば、その先は幸せにつながるんだよって教えてくれたのかな。元カレたちの姿をとおして。 世の中には不思議な偶然がいっぱいあるけれど、この偶然は素敵なサプライズでした。 たぶん、もう2度と会うことはないと思うけれど、お互いの人生が少しだけどリンクしたご縁のある相手だから、彼ららしく、生き生きと暮らしてほしいなあと願っています。 私を振った男の人たちも、私のこと思い出すことあるのでしょうか? 私はちゃんと前を向いて進んでいますよ。 そして、今ある大切な時間をずっと育んでいけるように、これからもがんばろうと誓っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 10, 2008 11:33:14 PM
|
|