2008/05/06(火)22:28
彼のやさしさスイッチ
連休最後の今日は、家族でラ・フォル・ジョルネに行ってきました。
これまでの連休は毎年、私とコロスケは静岡、ムーミンは東京に残って一人でラ・フォル・ジョルネと相場が決まっていたのですが、今年は4月に私が帰省したばかりということもあり、3人で。
ムーミンは当日券で買える演奏を見に行って(3000円以下で大御所が聴けます)私とコロスケはロビーコンサートやぶらぶら散歩で一日を過ごしました。
なんか、体内のドロドロとしたものが、新緑の中で美しい音に包まれているうちに、溶けて出て行ってしまったみたいです。
昨日の「こどもの日」当日に5月人形を出したほどスローな私たちなのですが、今日は朝からがんばって出かけてよかったです。
有楽町あたりはムーミンと付き合っていた頃によく出かけたので、「あれから5年だねー
」なんて話にも花が咲いて、いい一日でした。
ところで、よくきく話に、「付き合い始めた彼の気持ちがよくわからなくて悩んでいます」というものがあります。
「彼の行動を見ても、本当に彼が私のことを好きなのか、確信が持てないんです」というような話です。
そういう方はデート中に、「彼は私に何をしてくれる?」ということに気が取られていて、「自分が彼に何かしてあげる」という発想がどこかに行ってしまっていることがよくあります。
「何かしてあげる」といっても「媚びる」とか、「貢ぐ」とか、「色気を見せる」とかじゃなくて、「よく笑う」、「よく相手の話を聞く」、「相手を肯定する」、というたぐいの「人としての基本的なサービス精神」の部分です。
それができていないと、彼の方は緊張します。
「彼女、僕といても楽しくないのかなー」「このお店、失敗だったかなー」と不安になって、動きがギクシャクします。
そうなると、「失敗しない」ことばかりに気を取られて、「彼女に楽しんでもらう」余裕など、なくなってしまう・・・。
すると彼女が、「彼ってば楽しくなさそう。やっぱり私のこと好きじゃないのね・・・」と不安になる。という悪循環に陥ってしまいます。
「デートが次に続かない」という女性もこのパターンが多いかもしれません。
結局、男性の「やさしさスイッチ」を押すのは女性なんですよね。
私がムーミンと付き合い始めた頃、大安さんは私がデートに出かける少し前に、「デートでは笑顔と肯定だよ!」とメールをくれました。
いつもなら、相手への期待を膨らませ過ぎてガッカリしたり、お嬢様のふりをしすぎて会話が盛り上がらなかったりしていたデートですが、その日は違いました。
最初はガチガチに緊張して、滝のように汗を流していたムーミンが、私が笑うたびに面白い話をどんどん繰り出してきて、会話が盛り上がっていったことを覚えています。
「笑顔と肯定」に集中したおかげです。
「彼のやさしさが見えません」
そんなときは、自分からやさしくしてみてください。
ただ待つだけでは見えなかったものが、見えるはずですよ。
ところで明日からコロスケが3か月ぶりに保育園に通うことになりました。
睡眠不足が続いていた私は、心底ホッとしています。
母親との二人遊びにマンネリを感じていたコロスケも嬉しそう。
今晩は、新しい保育園グッズに名前を書きまくります。
ああ。相変わらずギリギリの母親です(^^;)