座布団
今日の積丹方面はやや風がある予報だったので、積丹よりは風が弱い予報だった近場の磯へ。そこは数ヶ月前に知り合いから教えてもらったポイントで、これまで行く機会がなかったのですが、一昨日のちょい釣りでサバとフクラギが釣れたので、近場でも青物の期待はあるだろうからこの機会にちょっと試してみよう、と。4時半頃に釣り場に着くと先客が一組いましたが、ガチ勢ではなく今のところ釣果なしとのこと。あまり期待はしないけれど、いつもの積丹の磯より深さがあって青物には良さげな雰囲気。まずはいつも通りに30gのメタルジグをフルキャスト&早巻きで表層を狙ってみると、ほどなくヒット。上がってきたのは25cm級のフクラギ。先週・先々週の積丹より少しだけサイズアップです。それから数十分は同サイズのフクラギのアタリが続いてまずまず楽しめましたが、6時頃からアタリが止まり、たまーにチェイスがあってもなかなか口を使わず、稀にヒットしてもバレるという悩ましい状況。その頃になってやってきたルアーマンが隣に入り、会話しながら釣れそうで釣れない状況に悪戦苦闘していましたが、しばらく経って隣のルアーマンにようやくヒット。これまでのフクラギよりちょっとサイズがいいのでは……と思って見ていたら、寄ってきた魚体がなにか変。しかもデカい。………………ヒラメ!?なんと、青物狙いの早巻きジグを喰ってきたのは大物ヒラメ。タモ入れを手伝おうとしましたが、足場が高い上に魚体がタモより大きく、手こずっている間にアシストフックがネットに引っかかり、仕方がないのでそのまま海面まで降りられる場所まで引っ張っていって、フィッシュグリップで掴んでなんとかキャッチ。こーゆー時ヒラメは口に手を突っ込めないので困りますね。堂々たる座布団ヒラメ、77cmでした。地形的にヒラメもいるだろうとは思っていましたが、まさかこんな大物が出るとは二人ともまったくの想定外。しかも青物狙いでヒットするとは。こうなると私もヒラメを狙ってみたいところですが、30gが上限の私のライトタックルでは、足場が高く水深があるこのポイントでジグでヒラメを狙うのは難しく、今日はヒラメ用のワームは持ってきていないので断念。ヒラメは次回以降の課題としましょう。その後も潮止まりの時刻までフクラギ狙いを続けましたが、何度かアタリはあったものの釣果の上積みはなしで11時前に納竿。それにしても、近場でフクラギだけではなく大物ヒラメまで釣れるのであれば、わざわざ積丹まで行く必要ないですね。アクセス時間は片道1時間以上短く、走行距離は1/10以下。その分ガソリン代も安く高速代もかからない。これで魚も釣れるとなると、言うことなしじゃないですか。根魚に関しては向こうの方が釣れそうだけど、これもシーズンに試してみないとわかりませんね。いまはガソリンが高騰しているので、しばらくはこの磯に通ってみましょうか。