322569 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Diary

Diary

アメリカ人ファミリーから学ぶ真の愛情表



一緒に暮らしてるアメリカ人家庭のお母さん、
今、仕事を探している。

彼女は、子供が出来てから、
ずーっと、専業主婦兼、
旦那さんの会社の経理だった。

外へ働きに行くのは、
何と、30年ぶり。

大学が医学系で、
以前は小児科の看護婦。
彼女曰く、看護婦には戻れないらしい。
彼女は、看護婦の資格を更新していないので、
看護婦の資格を剥奪されてるとか・・・・

年は56歳。

かなり物忘れが激しい。
何度も同じ人を、私に紹介しようとしたり、
朝言った事を忘れていたり・・・

そんなんで、仕事しても大丈夫なのかしら!!??

末の息子が、9月から違う州の大学へ入学、
しかも私立のばかっ高い大学へ入学した。
その学費、年間$180(約¥200万)
の為に、働かざるを得ないとかで・・・

人の家庭の事だから、別に関係ないんだけど・・・

その末息子の成績、GPA1.8。
これって、日本でいうところのオール1。
当然、奨学金などは受けられるはずが無い!!

高校生の時から、勉強机がなく、
勉強してるの見たことが無い!!

サッカーをやっているので、
時間が無いからしょうがない
って、親が言い訳していた・・・

バイト先へ出すレジメ(履歴書)も、
母親が制作してるし、
大学へ出す願書などの、
もろもろの手続きもすべて親任せ!!

今の高校生って皆そうなのかな!?

息子がスペイン語の単位を、
落としそうになった時、
図書館からスペイン語のテープとテキスト借りてきて、
一緒に勉強していたけど・・・・・

一緒に勉強する必要があるのかしら!?
子供に、何が今必要か、
何をすべきなのかを教えるだけでいいのに・・・

前から思っていたんだけど、
ここの家、何かが・・・・
大切な何かが欠けている!!

子供を愛してるのは、
皆同じ。
でも・・・・

「ADDだから、かわいそうなのよ!!」

「頭ごなしに怒っても、
親を怖がるだけなのよ!!」

「暴力はいけないわっ!!」

そう言ってるお父さんとお母さん。

子供が間違った事をしても、
優しく注意するだけ・・・

勉強に関して、
成績に関して一切何も言わない!!

そんなだから、

長女のミニチュア小錦
は、
男と付き合った経験もなく30までも独身。
仕事なし、貯金ゼロ、親しい友人ゼロ、
挙句、チャットにはまって、
チャットで知り合った男を追いかけて
ケンタッキー州まで行く始末。
(こちらからすると、ダイレクトで行っても、
5時間はかかるほどの遠方です)

しかし、相手の男、
彼女を見てかなり引いたみたい、

(だって、あごのあたりが髭が濃くって
青々してるし、髪の毛は地肌が見えるくらい薄い。
そして、背中の毛が、黒々と波打ってる。とりあえず、
最初会った人は、性別不詳に思う!)

さすがに相手の男、
何もせず、速やかに彼女を帰した模様。

それにもめげず、更にチャットで男漁り。
やっと見つけた男、
(結婚しているが別居中)
会ったことも無いのに、
結婚をするといっている。

相手は、今戦場。
3月に帰ってくるから、
そしたら、一緒に住む!!!
そう断言してる!!

さすがに、この件に関しては、
焦ったのか!?
小錦に、素性も知らない人との交際に、
反対表明したところ、
小錦、切れまくり!!!

人の話など聞かず、
ただ発狂するばかり・・・・
(体が迫力あるだけに、
見ていて怖かった・・・・)

あの様子では、
男を尻を追っかけて、
地の果てでも行ってしまいそうな勢いだ!!

以前にも述べたが、

長男
は、三ヶ月違いの赤ちゃんが二人いる。
当然、腹違い。
結婚はしていない!!
養育費の為、朝から晩まで、
労働しているけど、いつも貧乏。

性欲を抑制できない長男、
食欲を抑制できない長女、
そして、これといって特徴のある悪事はしでかしていないけど、
はっきり言って、賢くない末息子。

皆、心身共に、独立していない!!
・・・ような気がする。

何かあると、必ず、
家族なんだから助け合わないと!!
わが子だから自分が守るのだ!!

そういうけど・・・・

外へ出て、自分ひとりで、生きる術を
教えていない・・・・・・

30過ぎの小錦、
親に説得させられて、
親の金でようやく学校へ行きだしたけど、
仕事もせず、家にお金を入れるでもなく、
家の掃除をするでもなく、
ただ、1日中、チャット、チャットだ・・・・

心配になって、一度、お母さんに言った事がある。
普通の人は、知らない人とチャットなどしない。
まして、真昼間から、そんなことをしてる人は、
ろくでもない人に違いない事を・・・・

お母さん曰く、
「でも、娘のソーシャルの訓練になるから、
それに、彼女は楽しそうだし・・・・
外へ出すと危険だから・・・」

そう言っていた。

いつも言う台詞。

「危ない、危険、
だから、外へ出さない。」

でも、思うに、
何時までも親の比護の中で生きてはいけない。
自分で、生きる術を身につけなければいけない。

私の母は、私が家を出る時、
当時、高校卒業したての私に言った、

「周りの皆さんに、かわいがられる人間になりなさい。
Kittyちゃんの為なら・・・・そう言って、
皆が、助けてあげたいと思うような人間になりなさい!!
それと、決して、人に迷惑をかけないように・・・」

そう言われたっけ。

私の父は、私が悪い事をすると
すごい剣幕で怒った。
しつけには、非常に厳しい人でした。
時間厳守、何をおいても学業優先であること、
そして、礼儀作法などなど・・・

ひっぱたかれた事もあった。
すっご~く、おっかない顔で、
怒鳴られた事もあった。

しかし、私が中学へ入学したのと同時に
なくなった。

帰りが遅くても、
ただ、口頭でやんわり注意のみ・・・

頭ごなしに怒って、
強制して、
グレられても困ると思ったらしい。

しかし、小さい頃の親の躾が身についてるから、
そんなにそうそう、ばかな真似はしない。

まあ、そうは言っても、
親を泣かした事も有るけど・・・

でも、「三つ子の魂100まで」
とは、よく言ったものです。

家を出て、一人暮らししてからも、
親にうるさく言われてきた事は、
憶えていて、よく気が付きました。

私が悪い事をした時、
父は、時には、暴力を持って、
私を叱りました。

よく、暴力はいけない!!

そう言うけど、私には必要だったのかも!!??

あんだけ、厳しく育てられて・・・
コレ、この程度ですし・・・・

あと、なんと言うのか、
小さい頃に、ちゃんと躾されてないと、
大きくなってからでは、
遅すぎ・・・・

親の言う事なんて聞かない!!

そう、ここの家の子供のように・・・

私は、結婚もしていないし、
子供もいません。

ですので、偉そうな事は言えないけど、
ここの家庭は、子育てで、
何か肝心なものが抜け落ちてるような気がしてならない。

お父さんもお母さんも優しい人、
穏やかな人なのは、わかるけど・・・

息子が、2人の女性に、
ほぼ同時にはらませた事を知った時でも、
普段と変わらず、ハグして、キスして、
「I LOVE YOU」と言って、
御飯食べさせ、無料で部屋を提供してるのって、
普通じゃないよね!??

うちの父なら、勘当ものです!!!

人の家庭の事だから、
私がとやかく言う問題ではないのは、
十分判っているけれど、
傍で見ていて、はがゆいです。

親が100%悪いとは言わないけれど・・・

子供と親の相性もあるでしょう。

しかし、いい年しして、
定職も持たず、親しい友人もいない、
貯金すらない、そんな人間にしたのは、
親の責任も大きいと思います。

甘すぎ。過保護。

誰だって、自分の子供は、かわいい!!
愛しくてたまらない!!
殴りたくて殴るんじゃない!!
怒りたくて怒るんじゃない!!
子供の為を思って怒るのだ!!
(例外を除いて)

子供を溺愛して、
甘やかすのは簡単だが、
ずっーと、親は子供の傍にいてあげられない。
それが、わかってるから、
自分ひとりで、生きられるようにする術を身に付けさせる。

小学校の時、軽度のダウン症の子がいた。
彼のお母さんは、先生に無理を言って、
障害のあるわが子を、
普通学級に入れてもらっていた。

息子が、からかわれてるのを影から見ていたおかあさん。
テストやマラソンなどで
いつも、一番ビリケッツだった。

皆が帰っても、
お母さんはいつも、見守っていた。

彼のお母さんは、どんなに辛かっただろう!!
本当は、ずっーと、傍に尽いていて、
何でも彼のために世話をしてあげたいに違いない!!
でもでも、お母さんは、
自分自身の葛藤と戦った!!
彼を突き放す事で、愛情表現したのだ!!

最初、彼を馬鹿にしていた悪ガキも、
彼が何を言ってもへこたれないので、
いじめるのを止めた。

何度目かのテストで、
100点も取った!!

その時、彼のお母さんが、
泣いていたのを憶えている。

「やったわねっ!!!
良く頑張った!!
偉い!!すごいよっ!!」

そう言って、抱きしめていた。

そう言えば、うちの父も、
私が良い事をした時は、
アホの様に褒め称えた。

躾、教育・・・・

親の仕事って、とっても責任重大。
それに、こうすればいい!!
って、ものが無いような気がする。

子供の性格もあるし、
家庭の事情も様々・・・・

ただ、思う事は・・・・

愛の鞭も時には必要じゃないかな!??
体を持って、社会の厳しさを知らしめる事も
必要じゃないかな!!??

話は逸れてしまったけど、
年老いたおかあさんが、
苦労して働いてまでして、
学費を稼ぐ必要性があるのかな!??

本当に、勉強したければ、
奨学金もあるし、バイトだってするんじゃない!??
何だか、とっても無駄なお金を、
子供達に投資してるような気がしてなりません。

そして、年老いた親を労わろうともしない。
と言うより、気が付かない子供達に、
苛立ちを覚えます。

とっても、優しく、穏やかなパパとママなだけに、
幸せな老後を過ごして欲しい。

子供の事に、神経をすり減らし、
お金は散財する事のないよう、
心から願うばかりです・・・・




© Rakuten Group, Inc.
X