momokoの*Tinierタブロイド・創刊号

2015/03/06(金)08:19

怖い、怖すぎる・・・アドレナリン全開になる世界7つの恐怖の橋や小道(高所恐怖症注意)

写真(172)

怖い、怖すぎる・・・アドレナリン全開になる世界7つの恐怖の橋や小道(高所恐怖症注意)2015年(51) ι 画像 ι 自然   そこに橋があるから渡る。っていうレベルじゃない、行きも怖けりゃ帰りも怖い、断崖絶壁などにある橋や小道。好き好んでいく人はよっぽどあの世に近づきたいか、スリル体験でアドレナリンを大放出し、無茶した後のカタルシスを楽しむ的中毒者としか思えないわけだが、それでもこういった場所がなくならないってことは、需要も多いってことなんだろう。  7. 中国陝西省、華山の足場  世界で最も危険かつ恐ろしい道の1つである。2011年に踏破したマイク・コワルスキー氏のブログには、「2,000mの空中でガタガタ揺れる木製の足場の淵を覗き込みながら、どうしてこんな気違い染みた崖を歩いているのかと思った」とある。さもありなんと言ったところか。 1,500mの絶壁にへばりつくようにして足場が組まれており、その山頂は2,100mにまで達する。足場は岸壁をわずかに削った場所に、薄っぺらい板きれを張っただけで、歩くのは至難の業だ。 政府が実施した安全対策のおかげで、かつてに比べれば遥かに安全となったのだ。それでもなお、恐ろしいことには変わりがない。 6. スイス、スイスアルプス―ティトリス山のティトリス・クリフ・ウォーク  “世界最恐の橋”との異名を誇り、ここを渡り切るには「そこに渡された鋼鉄製ケーブルと同じだけ頑強な神経」を必要とする。海抜3,000mの地点に渡された全長97m、幅90cmのティトリス・クリフ・ウォークはヨーロッパで最も高く、そしておそらく最も揺れる橋だろう。  スイスアルプスでも最も高い場所にかけられた吊り橋は、2012年末にエンゲルベルク―ガーシュニアルプ間を結ぶケーブルカーの開通100周年を記念してオープンした。オープン時に最初に渡った人は生憎大雪に見舞われたが、晴れた日には眼下に広がる氷河や、遠くに霞むイタリアを眺めることができる。  建設スケジュールは天候の影響を大きく受けたが、半年ほどで完成した。恐ろしさのあまり気軽には渡れないとは言え、左右にネットが張られているため安全性はしっかり確保され、また風や積雪にも耐えることができる。なお、ケーブルカーに乗って地下トンネルを潜るなど、ここに辿り着くまでもちょっとした冒険気分が味わえる。 5. イタリア、ドロミーティ―ビア・フェラータ  ビア・フェラータは鋼鉄製ケーブルや金属の横木、果ては所々渡された橋などで整備された登山路とはほど遠い。一部には実にトリッキーな場所や、写真からもご理解頂けるように身の竦む思いを味わえる場所もある。  ビア・フェラータの難易度は掴まれる部分の数と傾きに左右される。また、海抜3,000mに達する場所もある、その高さも思案のしどころだ。一般人の冒険好きにも概ね問題ないと言えるビア・フィラータだが、グローブ、ハーネス、ヘルメットなど、きちんとした装備だけは必要不可欠だ。  残念ながら、ときには事故が発生することもある。2009年にはイギリス人旅行者が滑りやすい足下のせいで180mも転落し、命を落とした。挑む前にはきちんと下調べをし、過信は禁物であろう。無知や傲慢さは身のためにならない。 4. カナダ、ノースバンクーバー―キャピラノ吊り橋公園のクリフウォーク  自然とスリルの愛好家にお勧めのクリフウォークは、ノースバンクーバーのキャピラノ吊り橋公園にある。恐いもの見たさの物好きなら、ぜひここを歩いて、渓谷とキャピラノ川の90m上空からの森林の眺めを堪能しよう。  吊り橋の幅はわずか50cm。オープンしたのは2011年で、500mの地点に環境に配慮しながら作られた極めてユニークな橋だ。そこからの眺望は素晴らしく、「目の高さに岩盤を囲む木々があり、その下で禿鷹が急降下する姿を見ることができる」とはタイム誌の評だ。  ルールに従っている限りクリフウォークは安全であるが、事故と無縁というわけでもない。オープンからちょうど1周年にあたるその日、30代の男性が安全柵をよじ上り、誤って渓谷に転落してしまったのだ。60mの高さでは助かりようがなかった。 3. 中国、張家界市―天門山のスカイウォーク 恐る恐るガラス製の床へ足を乗せるときは、まるで海抜1,900mにある何もない場所へ歩みを進めるかのような感覚だ。真下に山頂が直に見える展望も恐怖をいや増してくれる。スカイウォークが”信念の道”と呼ばれるのも当然だろう。  天門山はこれまでも世界で最も魅力的な山としてその名が知られていたが、スカイウォークによってさらにスリルを体験したい観光客を惹き付けることになった。  ここへの道中は、”空への道”と呼ばれるケーブルカーでの移動も含まれる。傾斜30度の山道を30分程で登るこの時間も、間違いなくスリリングな旅路となるだろう。 2. オーストリア、オーストリア・アルプス―ダッハシュタイン山塊のスカイウォーク  “無への階段”との愛称からは恐ろしさを感じられないのならば、その写真を見ればいい。ダッハシュタイン・スカイウォークはおよそ100mの吊り橋で、クライマックスは展望台へと続く最後の14段である。  冷たい風が容赦なく吹き付けるため、オーストリアで最も高い場所にある吊り橋を渡るのはそれだけでも大変だ。だが、そのような環境の中で橋をかけるのは、それ以上に困難な挑戦だっただろう。  不安定な橋の全長は約100m。2013年7月に開通したこの吊り橋へ行くには、美しい風景が楽しめるケーブルカーで山頂まで登る必要がある。 1. スペイン、マラガ―エル・カミニート・デル・レイ  スペイン、マラガ県近郊にある切り立った崖沿いの道で、”王の小道”という意味を持つ。また”死の道”と呼ばれることもあり、地球上で最も危険な道とされている。  一部には鉄筋コンクリートの場所もあったが、川から100mも高いところにあったことが整備を滞らせたのだろう、次第に荒廃することになった。  スリルを求める者たちの侵入が止むことはなかった。そこで政府はやむを得ず危険な場所全体を撤去までしたのだ。それでもエクストリーム・スポーツの愛好家は安全ベルトを使いながら、うまく楽しんでいたようだ。とは言え、頑丈な木と手すりで安全対策が施されたうえでの再オープンを心待ちにしている人が大半だろう。

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