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2005/06/18
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カテゴリ:☆ SPORTS ☆
R.グーセン奪首! 連覇に前進 2打差にV.シン、3打差タイガー

ディフェンディング・チャンピオンのレティーフ・グーセン(南ア)が、難コースで冷静なゴルフを展開した。

第105回全米オープンは難コース、パインハーストR&CC、No.2コース(ノースカロライナ州)で現地時間17日、第2ラウンドを行ったが、
日に日に硬く止まらなくなるグリーンに加えて、
この日は風が舞い判断力を狂わせ、選手達は悪戦苦闘。
その中で、連覇を狙うグーセンは堅実なゴルフを続け、通算2アンダーでジェイソン・ゴア(米)、オリン・ブラウン(米)と共に首位に並んだ。


パー70のパインハーストNo.2だが、この日の平均スコアは73.6。
誰もが大叩きと隣り合わせの難コンディションは、グーセンにとっても同じだった。


2アンダーで10番からスタートして、1つスコアを伸ばして後半の3番。
グーセンのティーショットは深いラフにつかまった。
第2打はグリーン手前のバンカー。
ボギーどころかダブルボギーも考えられる難しい状況。
ところがグーセンはここから落ち着いてピタリと寄せタップインのパーで凌ぐと、続く4番でバーディを奪い通算4アンダー。
その後2つのボギーを叩いて通算2アンダーとするも、首位タイで第2ラウンドを終えた。

パッティングのうまさと、クールなプレーが身上のグーセンは「昨日はパッティングがあまりよくなかったけど、今日は少しよくなった。それでもまだグリーン上では今ひとつ」と首位タイにも不満すらのぞかせ、
連覇に向けて練習に余念がなかった。

1打差の4位タイにはチェ・キャンジュ(韓)ら3人がつけ、1打遅れてビジェイ・シン(フィジー)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、リー・ウエストウッド(英)が初タイトルを狙う。

また、年間グランドスラム第2関門に挑むタイガー・ウッズ(米)は、
3打差10位タイとまずまずの位置をキープ。
18ホールで34パットとカップに嫌われ続けたが、それでも3バーディ、4ボギーとじっくりコースと付き合った。

タイガーは「本当によくガマンしたよ。そうじゃないとね。フラストレーションもたまったし、エキサイトもした。でも、できる限り落ち着いてプレーすることが大事」と全米オープンタイトルへの鉄則を自らに言い聞かせ、気を引き締めた。



日本人選手の中では、初出場の深堀圭一郎が3つスコアを伸ばし、
トータルイーブンパーでタイガーと並ぶ10位タイと大健闘だ。
貴公子と呼ばれた深堀も36歳となり、一昨年の日本オープン覇者。
日本ツアーでは最近5週連続トップ10入りと好調を維持している。
脂が乗り切った男の活躍に期待がかかる。

他の日本人選手では丸山茂樹と今田竜二は5オーバーの33位タイと予選通過。
片山晋呉と谷口徹は9オーバーの84位タイで予選落ちとなった。








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最終更新日  2005/06/18 10:54:32 AM
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