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テーマ:プロ野球全般。(13397)
カテゴリ:☆ SPORTS ☆
横浜の佐々木主浩投手(37)が今季限りで引退することが2日、明らかになった。
ユニホームを脱ぐ決意をすでに親族や球団関係者に漏らしており、 ストッパーとして一時代を築いた男が、16年の現役生活にピリオドを打つ。 現在、右ひざ手術のリハビリのため2軍調整中だが、9日の地元・仙台での巨人戦(宮城)で1軍復帰を希望。 母親や家族を招待し「花道」にしたい意向で、「8・9」が大魔神のラスト登板になりそうだ。 ついに決断の時がきた。佐々木は現在、右ひざ手術のリハビリのため2軍調整中だが、 球界最高年俸(推定6億5000万円)の自らの立場や、体力的な限界を意識している。 横浜と米大リーグ・マリナーズ2球団で、通算381セーブをマークした「世界のクローザー」も、ここ数年間は故障との闘いだった。 5月に手術した右ひざが完治するのは厳しい状態で、さらに右ひじ痛、腰痛の持病を抱えて投げ続けた。 ひじ、腰、ひざとメスを入れた傷あとが、壮絶な野球人生を物語る。 以前から「歌手の山口百恵さんのような引き際にしたいと思っている。ファンからもまだやれるのに、と惜しまれてやめたいな」と、余力を残した形での「引退」が理想だったが、現実には体力が続く限り挑んできた。 マリナーズから「ファンや球団に恩返しがしたいんです」と横浜に復帰した。 だが、故障の影響で1勝2敗19セーブと不本意な成績だった。 1試合3連発を浴びるなど、シーズン途中に1度は引退を考えたが、当時の砂原オーナーや東北高時代の恩師・竹田利秋氏(64=国学大監督)から説得を受けて「まだやらなきゃいけないことがある。このままじゃファンや球団に申し訳ない」と翻意した経緯があった。 引退をかけた今シーズンに再起を誓ったが、故障が引退を早めた。 3月に前夫人と離婚。 5月には加奈子夫人(24=旧姓榎本)と再婚し子供が誕生、心機一転を期した。 だが、故障離脱中に、佐々木の代役となった新守護神クルーンが球界最速となる161キロをマークするなど大活躍。 マリナーズ時代の同僚で、当時はマイナーの投手だったクルーンのブレークで、引き際を悟った。 「ファンや球団に迷惑を掛けるようだったら、スッパリ身を引く」。 春季キャンプで語った言葉通りに決意を固めた。 すでに家族や球団関係者には、その意向を伝えている。 現在、9日の地元仙台での巨人戦に復帰を目指している。 関係者によると、その試合を「花道」にしたい意向で、 前日1日には1軍に合流し、福田ヘッドコーチと野村投手コーチが視察する中で投球練習を行った。 1軍昇格は首脳陣が検討中で、仙台遠征で復帰が決定すれば家族、母親、姉を招待する意向だ。 現在、母親は体調の問題で上京できない状況にある。 原点となった地元で、母親がじかに自分の姿を見ることができる最後のチャンス。 恩返しの意味で親族、ファンの前で投球を披露したい気持ちがあるようだ。球団には、セーブ日本記録(260)まであと8に迫り、達成まではの思いもある。 また、今後、横浜での引退セレモニーの登板などが組まれる可能性もあるが、 野球人生が始まった仙台での「8・9」が、大魔神のラスト登板となりそうだ。 …一転。 横浜・佐々木、一軍復帰に意欲…引退報道を否定8月3日20時23分更新 右ひざの手術などで二軍で調整中の横浜・佐々木主浩(37)が3日、横浜スタジアムに状況報告に訪れ、 9日の巨人戦(宮城)での一軍復帰を目指したいとする意向を牛島監督に伝えた。 牛島監督は「どれだけ投げられるか、もう少し話をしないといけない」とし、練習を見て近日中に決定する意向を示した。 だが、野村投手コーチは「現時点ではひざに不安がある。送り出すなら、万全で送り出したい」と慎重な姿勢を見せており、 牛島監督も厳しい決断を迫られそう。 また一部報道で「今季限りでの引退決意」と報じられた件で、佐々木が球団に経緯を説明。 峰岸進球団社長は「佐々木からは『引退は考えていない』という説明だった」と語り、 佐々木も「引退は考えていない? はい。とりあえず投げられるよう頑張りたい」と話した。 佐々木は今季、開幕から3度救援に失敗し、出場選手登録を抹消。 5月に右ひざの内視鏡手術を受けた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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