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2005/08/26
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カテゴリ:☆ SPORTS ☆
来季のシード獲りに向け正念場に立たされている田中秀道が好スタートを切った。

現地時間25日に開幕した米男子ツアーのビュイック選手権(コネチカット州クロムウェル、TPC at リバー・ハイランズ)第1ラウンド、
田中はパーオン率83パーセントを誇る正確なショットを武器にバーディを積み重ね、
5バーディ、1ボギーの4アンダー66をマーク。

コリー・ペイビン(米)、クリス・スミス(米)らと並び首位に2打差の8位タイと好調な滑り出しを見せた。

米ツアー本格参戦4年目にしてこの時期、未だシード入りが見えない状況に立たされている田中にとって、
これからは1つ1つの試合が勝負になる。

シード権を獲得するには賞金ランク125位以内に入らなければならないが、現在の順位は160位。
「米ツアーに骨を埋めるつもりでやる」と語っている田中にとって、シード落ちは死活問題なだけに、
好スタートを切った今大会、このチャンスを活かしたい。

トップはこの日6アンダー64をマークしたベン・カーティス(米)とJ・L・ルイス(米)の2人。
ウェスタン・オープンで3位に食い込み、最近になってやっと長いスランプから抜け出した感のあるカーティスは、
「出だしグリーンを外す場面が多かったけれど、そこを凌げて波に乗れた。リラックスしていいゴルフができている。
ショットもパットも徐々に上向いているし、あとは時期さえくれば上昇気流に乗れるはず」と前向きな発言。

ツアーデビュー間もない無名時代に全英オープン(03年)に勝って一躍時の人となったが、
その後は鳴かず飛ばずで周囲の厳しい視線にさらされ「傷ついたこともある」と語っている。
が、ようやく最近になって吹っ切れた様子。
この調子が続けば2年ぶりのツアー2勝目も決して遠くはなさそうだ。

その他5アンダー65、3位タイに前週優勝のボーン・テイラー(米)、この大会がプロデビュー戦となる22歳の新人マイケル・パットナム(米)の他、ジャスティン・ローズ(英)らがつける展開。

田中以外の日本勢は谷原秀人が3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの3オーバー73を叩き113位タイ。
全米オープン以降腰痛の不安を抱えている今田竜二は6オーバー76と奮わず144位タイと大きく出遅れた。
また下部組織のネイションワイドツアーで3試合連続優勝を飾り、今大会からPGAツアー昇格を果たしたジェイソン・ゴア(米)も4オーバー74、133位タイと苦しいスタートを切っている





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最終更新日  2005/08/26 10:41:20 AM
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