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田中秀道と今田竜二が何とか来季のツアーシード権を獲得した。
来季シード権がかかった賞金ランク125位以内を巡り、激しい戦いが繰り広げられた米男子ツアー最終戦、サザンファーム・ビューロ・クラシックは現地時間6日、ミシシッピー州マディソン、アナンデールGCで最終ラウンドを行い、前日2位タイのヒース・スローカム(米)が、6アンダー66を出して通算21アンダー。 カール・ペターソン(スウェーデン)、ローレン・ロバーツ(米)に2打差をつけて逆転優勝を飾った。 16番まで通算20アンダーでスローカムとロバーツが並走していたが、大詰めの17番でロバーツが第2打を池に入れてボギーを叩き、 対照的にスローカムは約3メートルを沈めてバーディ。 そのまま逃げ切ったスローカムが、昨年のクライスラー・クラシック・オブ・ツーソン以来のツアー2勝目を挙げた。 一方、激戦となった来季シード権争いは、意外にも大きな変動がなく、賞金ランク115位で今大会を迎えた田中は、通算10アンダー44位タイに終わったが、ランク117位。 同ランク119位で最終戦に駒を進めた今田竜二は、今大会予選落ちを喫するも、ランク121位でなんとか来季のシード権を獲得した。 また、ザ・ツアー選手権出場を惜しいところで逃して今大会に出場した丸山茂樹は、通算12アンダー35位タイと平凡な成績に終わり、 賞金ランクも32位と変わらず、シーズンを終了した。 ◎中嶋、感動のシニア初V! 百戦錬磨の中嶋常幸が声を詰まらせた。 第15回日本シニアオープンゴルフ選手権最終ラウンド(6日、埼玉・嵐山CC)は、前日首位の友利勝良と2打差2位タイの陳志明(台)の最終組が前半デッドヒートを見せていたが、レギュラーツアー47勝の中嶋が猛チャージ。13番までにチップイン3発を含む4バーディ。 通算8アンダーとして首位の友利に1打差と迫った。 だが、終盤に入って両者ともに苦しい戦いを強いられる。 中嶋が14番でダブルボギーを叩くと、友利も13番ボギーの後、15番でダブルボギー。通算6アンダーで中嶋と並んだ。 大詰めの17番。最終組の友利が打った1メートルのパーパットは、無情にもカップに蹴られ、通算5アンダーに後退。 通算6アンダーで先にホールアウトした中嶋とのプレーオフを賭けた最終18番でもバーディが奪えず、友利は「情けない」と敗北。 この瞬間、シニア4試合目の中嶋の初優勝が決まった。 レギュラーツアーはもちろんのこと、メジャーの舞台での優勝争いを何度も経験した中嶋だが、優勝インタビューで懐かしさがこみ上げた。 「ジュニアの頃、父親と来た思い出のコースだったんでうれしい」と、涙をこらえ切れなかった。 友利とシニアデビュー戦の須藤聡明が通算5アンダー2位。 欧州シニアツアー賞金王の経験を持つ海老原清治は、通算2アンダー6位タイ、米チャンピオンズツアーで2年間戦った飯合肇は、通算1オーバー10位タイで大会を終えている。 ◎矢野がツアー初優勝、片山は5位 国内男子ツアーのアサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン(福岡県、麻生飯塚ゴルフ倶楽部)は6日、最終ラウンドを終了。 1打差4位タイでスタートした矢野東が、3日連続となる5アンダー67をマークし通算18アンダーでツアー初優勝を飾った。 イケメンゴルファーの矢野がうれしい初勝利を挙げた。 この日は、前半スコアカードどおりのプレーで我慢のゴルフを見せると、折り返した10番で初めてのバーディ。 12番でも一つ獲ると、15番からは怒涛の3連続バーディを奪い、混戦を抜け出し通算18アンダーで最終組を待った。 そして最終組の川原希がバーディパットを外し初優勝が決定。 「プロでやるからには優勝するという目標を持っているので本当に嬉しい」と笑った。 学生時代に関東アマを制するなど注目されると、チャレンジツアー3位の資格で02年にツアー初参戦した。 しかしその後は、荒削りなプレーがたたりシード権を確保するのがやっと。アッシュブラウンの髪にサングラス姿と若い女性を中心に人気ばかりが先行した。 しかし、今季はフジサンケイクラシックで3位タイになると、前週のABC チャンピオンシップでも10位タイと健闘。上り調子で乗り込んだ大会で見事、栄冠を手に入れた。 2位には手嶋多一、ディネッシュ・チャンド(フィジー)、川原が入り通算17アンダー。 2週連続優勝を狙った賞金ランクトップの片山晋呉は、2アンダー70とスコアを伸ばしきれず単独5位に終わっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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