ミニバラを始めてから1年半。まだまだ判らないことだらけです。
昨年の夏季剪定は、届いた苗がまだ未熟なのでどのように活着させるかを優先しました。届く苗も貧弱なものが多かったため、とても大事に取り扱いました。
今年に入りなれてきたせいか、思い切りが良くなりすぎて、やや生育不良の鉢が出てきています。枝枯れが出始めているのです。
その原因を考えて見ますと、どうやら切り込みすぎのようです。昨年は株に力をつけるために葉を多く残して剪定していました。その結果背が高くなりすぎて夏場に困りました。
その反省を含めて、今年の夏の剪定を半分くらいの高さに切り戻したのですが、それが良くなかったようです。冬の剪定はかなり切り詰めても芽を吹いてくるのですが、夏の剪定は強くすると芽が吹いてきません。
冬は枝や根に養分がたっぷり蓄えられていて芽出しに備えているのでしょう。しかし、夏場は芽出しの栄養を展開している葉で生産するような感じです。そのため葉を少なくしてしまうと回復のスピードが大変遅くなる気がします。
特に葉の色の薄い品種は、要注意ですね。今年6月中旬に新たに取り寄せたミニバラは、半分に切って慎重に鉢増ししたのですが、いまだに新芽が吹いてきません。葉は未だついているので大丈夫だとは思うのですが、活着してくれるか心配です。
気温が高く体力の消耗が激しくなってくると思いますので、初心に帰って株に体力をつけるため、蕾が出ても切り取ろうと思います。
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