ルーブル アポロの間入り口
ルーブル美術館で目的の絵画が見つからず、休んでいた部屋の前に、なにやら入り口の狭い展示室がありました。後で調べたのですが入り口にはギャラリーデアポロと書いてあったのです。
ルーブル アポロの間
何が展示されているのかなと入ってみると、中はベルサイユ宮殿の室内のような装飾でした。今回はベルサイユには行きませんでしたが、5年前にはツアーで案内されていましたのである程度わかります。
部屋の装飾はすばらしいのですが、展示はなんとなく地味な感じで、どうやらガラスの器などが展示されているようです。
ルーブル アポロの間
これまで大きな絵画や彫像を見慣れてきた目には、何か物足りなく映ってしまいました。慣れとはおそろしいものです。これでも充分派手ですよね。
一番奥の白い展示ケースに人が集まっていました。何が展示されているのかなと近寄ってみると・・・。
ルーブルルイ15世王冠?
王冠です。誰の王冠か判りません。帰国して調べたところルイ15世の戴冠式に使われた王冠のようです。事前に調べた数冊のパリの案内書にはこの王冠のことはどの本にも出ていなかったのです。
疲れ果ててここで休んでいなければ、入り口から室内の様子を見て素通りしてしていたことでしょう。なにが幸いするかわかりません。中はガラガラですので人気が無いのかと思いましたら、ネットで調べるとここも有名でケースのたどり着くことすら難しいところのようです。ましてこんなにゆっくり写真など思いも寄らない場所のようです。その割りに写真はぶれてしまって残念です。
ルーブルルイ15世王冠?
ルーブルの宝石
王冠の隣には、サーベルと王冠、別の展示ケースには宝石を飾ったものが展示されていました。少しきれいかなと思って写真を撮ってきたのですが、いまじっくりと写真を見ると、これも凝った作りのものだったのですね。
この部屋にはどうやら宝石類が飾ってあったようです。ルーブルに行かれる方で宝石に興味のある方はこちらの部屋もお見逃し無い様にしてください。パリの観光案内書にはあまり記載されていませんから。
明日からはオルセーの美術館をご紹介します。しかしこのパリ旅行記はいつまで続くのでしょうね。ミニバラが早く咲かないかなー。