多肉株分け
多肉株分け
多肉株分け
アガペ(リュウゼツランの仲間)、王妃雷神白中斑の株分けを始めて行ないました。普通の多肉植物なら何回も株分けした経験があるのですが、アガペは初めてです。
そもそもこの品種がこんなに大きくなるとは知りませんでした。昨年大株を購入して、冬の間水を一切与えずこれまで過ごしました。アガペの仲間は乾燥にとても強いです。
自分で栽培している同じ品種はこんなに大きくなりません。ここまで大きくなる秘密も植え替えのときにわかるかなと思い、記録していきます。
鉢は長鉢でした。普通、サボテンや多肉は短鉢に植えられて鑑賞されるのですが、大きく育ったこの株は長鉢に植えられていました。しかも植え土は赤玉土の単用。その全体に根が回っていました。
鉢の中ほどには油粕の玉肥えが5つほど入れてあり、それにも根が絡みついていました。肥料分をこんなに与えても良いのかとびっくりしました。
ひっくり返して子株を一つはずしました。子株は中心の親株から放射状にグルッと出ていてはずすのに苦労しました。一つはずせればあとは順繰りに隣の株をはずせます。合計6個の子株を独立させました。
根の無い株がありますが、これははずすときにカッターを使った株で、子株に根が付くと思って刃物を入れたところ根が無い位置で切ってしまったようです。ポキッと折ったほうが根が付くようです。
はずした子株を乾燥したサボテン多肉専用の土で植え込み、一日置いてから軽く潅水しました。株分けは初めてですので、しっかり活着してくれるか不安です。これから暖かくなる季節ですから、一度根付いてくれればぐんぐんと成長してくれるものと期待しています。自分の園芸記録用として記載しておきました。