ミニバラ写真館

2017/04/02(日)21:02

律義者の・・ 綸言汗の・・

俳句 川柳 短歌(27)

2日続いた雨と曇り空も今日は朝から晴で気持ちよいです。午前中にと図書館に行き本の返却と新しい予約本を借りてきました。返した本は期待したほどでなくて飛ばし読みしましたが、今日借りてきた本は一冊がとても面白く、一気に読んでしまいました。これなら1冊わが家に置いておいても良いかなと言う本でした。  最近、古本を題名だけでどんどん購入して、いつの間にか山積みに成ってしまいましたので、少し自重し、図書館で借りて中身を読んでから所蔵して価値のある本だけ絞ろうと思い始めています。それも安価で入手を心がけます。  今日図書館に行った際に、以前定価で購入した大型本を何冊も持っていきました。興味が変わればただ場所ふさぎになるだけですからね。これからもせっせと蔵書の整理をしなければいけません。(新しく増えるのとどちらが早いかなー?)  今日の江戸カルタは「律義者の子沢山」上方カルタは「綸言汗の如し」 律義者のほうは、ご主人がまじめで浮気せず夫婦仲が良いので子宝に恵まれて子沢山になるという意味です。しかし最近はそう簡単にいかないようで、勤務の形態が夜勤が多くなったり、ストレスが多いなどで、子供が欲しくてもなかなか出来ないことが多くなっています。子宝とはよく言ったものです。「白金も黄金も玉もなにせむに 勝れる宝 子にしかめやも」ですね。  上方カルタは「綸言汗の如し」は、調べるまで意味がわかりませんでした。綸言とは皇帝が発する言葉で、一度発した言葉は汗のように二度と戻すことは出来ないという意味だそうです。たとえそれが間違っていても正すことは恐れ多いという孔子の言葉だそうです。  その時代の考えかたなんでしょうね。それが後世にどんな教訓を残すためにカルタに採用されたのかどうも理解できません。今回は江戸カルタの方が好きですね。「り」が頭につくことわざは他にないのかなと調べましたら「李下に冠を正さず」とか「両雄並び立たず」や「両手に花」がありました。このどれでもいい気がしますがね。 さて、これに見合った写真はと考えて、無理にこじつけました。 無題  タンポポの綿毛です。この写真では種の一つが飛び出したところで、子沢山の親元から独り立ちしようとしている姿に重なります。子沢山の写真で犬や猫の可愛い姿があればいいのですが、あいにく持ち合わせていません。植物の写真しか撮っていないんですよねー。

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