不安定な天候もやっと落ち着いたようです。雨が降っている間少し涼しくなったかなとおもったら、また暑くなりました。まだまだ気が抜けません。でも少しづつ秋の気配を感じる時があったのですが・・。
暑さの中でやることが無く、紙粘土人形を作っています。今は同時に5体を作っているのですが、先日作り上げた裸婦人形をまだアップしていませんでしたのでご紹介します。
紙粘土人形 裸婦14
紙粘土に吽形 裸婦14後ろ
この人形は先日アップした着衣の人形とほぼ同時に出来ていたのですが、写真を撮り始めたとき左右のバランスがおかしいところが見つかり修正していました。こうしているからおかしなところが発見できるのですね。
昨日 図書館から江戸の百人一首という本を借りてきました。江戸時代に百人一首ももじった短歌が読まれ、それを紹介した本です。
例えば、「もろともにあはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし」という歌
これを 「もろともに哀れと思へ焼き飯よ 涙のほかに汁葉もなし」と歌っています。
「むし歯やみ夜昼となき頬杖に 物や思ふと人の問うまで」は、もちろん
「忍ぶれど色に出にけりわが恋は 物や思ふと人の問うまで」のパロディです。
江口孝夫という方が書いた本で、「江戸の替え歌百人一首」「爆笑江戸の百人一首」という本が出ていましたが、どちらも同じ本で片方が同じ出版社から少し後に出版された廉価版でした。
学校で百人一首を習っていましたが、こうして江戸時代の人たちもパロディを楽しんでいたと知ると、改めて百人一首は古いものだったのだなあと感じてしまいました。