わたしのNOT TOO LATE チェロ日記

2007/12/03(月)01:45

滑り止めならロージン

チェロ(114)

弓を持つ手に汗をかいて弓が滑って困る時がある。逆に乾燥肌で滑る時もある。 ところで野球のピッチャーはロージンバッグなるものを持っていて、投球時に球と指がしっかりくっついて意図した回転が球に加えられるようにしている。ロージンすなわち松脂である。 とすれば弓を持つ手にもロージンをちょっとつけてやると、上記のような場合に有効なのではないか?松脂は弓につけてあるし、当然弦にもくっついている。弓に触るのはよろしくないので、弦にまとわりついている松脂をちょっと指につけてやると・・・さっき試してみたが、なかなか有効である。 ステージ上の照明が暑い場合や、緊張から手指に汗をかいた場合にどうなのかはためしていないが、結構いいような予感がする。昔、山登りの現役だったころ、岩登りをするときにはロージンならぬチョークの粉(登山道具専門店で売っている)をバッグにいれておき、岩をつかむ指手が汗や油ですべらないようにここぞというところでチョークバッグに手をつっこみ、手を真っ白にして岩に挑んだものだった。 したがってチョーク(白墨)の粉も汗をかきそうな時にはいいかも。でもチョークはチェロを弾く時には通常持ってないから、やはりロージンがいいかな。 さて1日のレッスンはシューマンに有効とのことでムッシュからDotzauerの14番を命ぜられた。例の重音がたくさんでてくるものだ。自分では音程があっているつもりでもムッシュに指摘されるとたしかにちょっとずれている所がいっぱいある。小指や薬指で2弦にまたがって押さえるのは、なかなかコツがいる。肉の薄い所で押さえないとなかなか音が出ない。 幻想小曲集第1楽章の2回目は、終わりがけにピアノ伴奏で弾かせていただいた。伴奏があるとやっぱり俄然それらしくなる。再来週までに暗譜せねば。 石垣島の花

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