わたしのNOT TOO LATE チェロ日記

2008/11/09(日)00:54

合唱団との共演

チェロ(114)

 今夜、県南の町で行われたママさんコーラスグループのコンサートにチェロアンサンブルで参加してきました。  参加するきっかけは、われわれのアンサンブルのメンバーのKさんがが合唱団の団長さんと旧知のなかであったことですが、当初は合唱曲目のいくつかにチェロで伴奏に加わってほしいということでKさんに話があったそうです。  しかし一人ではさびしいというのでもう一人のMさんに声をかけ・・とやっているうちにいっそ合唱団の指揮と伴奏をされている先生2人のピアノ連弾のある第2部でチェロアンサンブルとして出たら、ということになったようです。そこでKとMはアンサンブルに加えて、第3部では合唱の伴奏にも参加することになったのでした。  会場は200名程度しか入らないホールですが、座席はちゃんと階段状になっておりステージと座席は電動式で多目的に使えるようになっている手頃な所でした。天井は申し分なく高く、リハーサルで弾いてみると自分たちの出している音が狭い室内での響き具合とは違って放散してしまっている感じ。  ちょっと不安だったので、一人ずつ座席の最後尾に座って代わりばんこに聞いてみると、ちゃんと聞こえている。むしろむきになって大きな音を出そうと力まないほうがよいことがわかって安心。実は、本番直前の今日のわたしのレッスン時間に4名そろって臨み、本番の4曲をお師匠さんにきいていただいたのですが、その時もこまかなことはともかく、出だしの音程と音量のバランスを注意されました。  比較的静かな曲ばかりだったので、メロディを担当している人と、そのときに伴奏にまわっている人では後者がうるさくなり過ぎないように抑えることを教わりました。自分たちだけで判断しているのと正面で聞くのとではやはり違うようですね。  リハが終わって早めに夕食のお弁当を食べ、会場をうかがうと、思っていたよりお客さんの入りがよくてびっくり。はっきりいって満席でした。NHK大河ドラマ篤姫のテーマ曲をチェロ4本用にアレンジしたものを最初に。これは先々月のPMSフェスティバルでも弾いた曲でしたが、できばえはその時とくらべてどっこいどっこいといったところ。  そのあとN隊長のコメントがはいり、Amazing grace、バッハの無伴奏6番のサラバンドと一曲ずつ拍手をいただきながら進行し、最後に作曲者不詳の聖なる乙女で終了。大きな破綻はありませんでしたが、まあこんなもんでしょ、といった程度の結果でした。まだまだですね。それでも暖かい拍手を下さった満員の聴衆と、こんな貴重な機会をちょうだいした合唱団のみなさまに感謝します。  アンサンブルが終わって、第3部はK,M2名が参加するのを客席にまわって立ち見して聞きました。女性3部合唱にチェロの中低音がよくマッチしていました。中年女性の合唱団を指導している若い指揮者と伴奏者の力量にも感心しながら、ごくありふれた地方の小さな町でもこういう音楽活動をできる幸せを感じました。  全ステージが終了したあと全員で記念撮影と缶コーヒで乾杯してお互いの労をねぎらって我々は失礼しました。できれば今後も交流を続けられればと思います。きょうはよい経験をさせていただきました。  さて明日からはまたオケの練習に励まねば。いよいよ今月末の定期演奏会が迫ってきました。ラフ2とドヴォコンそのほか。うーん、間に合うかな??

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