2006/03/02(木)13:53
中学校の参観
この日 娘の中学校の参観日でした。
娘の中学では中二のこの時期の参観日は 決まって人権の参観で
親が書いた(書かされた)「14歳のあなたへ」という作文に関する参観です。
今年度は夏休みに宿題で親が書かされました。
14歳の娘は息子にあてた 親の思い。。。
今時の14歳の子供達への 親からの言葉。。。
私も 娘に対して 言いたい事を書きました。
匿名で全部文集になるので 分からないように漠然とした書き方にしましたが
家庭によっては 分かるような・・・
例えば「兄妹の二番目だから・・・」とか「部活で水泳を頑張っている・・・」だとか もっと具体的に書く人もいますが
私は 「今、この時は大切に」という事を書きました。
そして 参観の日には 子供達からの返事のような作文を聞かされるのですが
もちろん 子供達はどれが自分の親のものか知らずに書いています。
大体の子が どこの親も自分たちのことを すごく思っていてくれるんだ・・・これからは 親孝行しなくっちゃ。。。みたいなことを書いています。
息子の前の年の この参観日では 返事を読んでいる子供も涙し、親も涙する・・・というクラスもあったらしいけど・・・
今年は 淡々と終わったような。。。
子供達の返事の作文(クラス分)のプリントを読みながら
うちの娘のは どれかな~っと 書きそうなのを探しました。
「親孝行」なんてことは言いそうにないし、「僕」というのは違うし・・・
う~~~ん これだといいな~ こんなことを言ってくれればいいな~というのがありました。
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私は今、家にいるよりも学校や塾で友達といる時間のほうが多いけれど、家でお母さんと一緒にいるときが一番落ち着きます。
小さい頃から中学生の今まで、いっぱいいっぱい助けられ、支えられてきました。でも私はお母さんに何もしてあげていません・・・そして、何も言っていません・・・目の前で言うのも恥ずかしいから・・・本当にたくさん迷惑をかけてきたのに・・・
お母さん、いつもありがとう。そして、これからもよろしく。
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いいな~ こんなこと言われたら 嬉しいな~って
そしてら 帰って娘に聞いたら これは 娘のだったんです。。。
嬉しかったな~~~~~
ここでこうして もう一度読み返しながら書いてても ジ~~~~~ンとしてきます。。。
つい先日も 胸ぐらをつかんで 怒ったりして・・・
もう少し いい怒り方をしないといけないのに・・・と反省したり
甘やかしすぎたかな~って思ったり
毎日 迷ったり 反省したり。。。
でも こうして 娘に思われていたんだと知り 迷いながらも 全く間違っていたわけじゃないんだと・・・本当に嬉しかったです。。。
この人権教育の参観・懇談。。。
「14歳のあなたへ」という作文を書くときは いやだな、こんなのなくせばいいのに。。。と思っていたけど
いやいや なくしてはいけないんだ。。。
娘達、中学生にも必要だけど その親達にとっても必要な授業だったと実感しました。。。