2005/09/17(土)22:15
上手な子離れってどうやるの?
今宵の月は美しい。満月ですね。
毎日毎日子供達に追われ、仕事に追われ、時々自分を見失いますけど。
この間、夜ベランダにでて洗濯物干していたの。(うちは朝出来ない代わりに、夜全ての洗濯物を干してしまう。そして朝は日に当てるだけ)
干している間に子供達は夢の中。
しーんと静まり返っていてね。
聞こえるのは虫の声。
ちょっと後ろを見ても、暗くて子供達の様子がわからなくてね。
そしたら、急に寂しくなって怖くなったのね。
「子供が巣立っていったら、ここはこんな風にガランとなるのだろうか。
子供の寝息も聞こえてこないのだろうか。
こんなに暗闇なんだろうか・・・って。」
ほんと、相変わらずおばかさんです。
意味わかんないところで悩んでいますけど。
すごく怖くなったのね。
今は当たり前に私の周りに子供がいます。
うるさいぐらい。
一人の時間が欲しい!コーヒーぐらいは飲ませて欲しいって思っていてね。
いらいらする時は、自分がわかんなくなるぐらい頭にくることもあるのにさ。
でも、子供達は私を求めてくれるのね。
お母さんなんて嫌い!とかお母さん大好き!とか、おかあさんこれやって!とか。(これが一番多いかな)
三人そろった寝顔はこの世で一番かわいいし。
私の人生の中でこんなに自分を愛してくれて、欲してくれる人はいないでしょうね。(その次に父ちゃんがそういう思いであって欲しいけど…へへへ。)
そやつらが、一人二人と巣立っていくわけです。
すこしづつ私との距離を開けていき、思春期へ突入し、自分で人生を歩めるような力がついて、そしてある日その日が来るのだと思います。
(その前に、彼らが声変わりをして、ひげを生やし、汗臭くなり、すね毛ぼーぼになるのだから、無心なかわいさからは遠くなるのでしょうけどね。)
そして、大好きな人といっしょになって・・・。
独立大歓迎!父ちゃんと母ちゃんの第二の青春を欲しいんですけど。
でもでもやっぱり、今それを想像するとすごくさみしいです。
今からそんなこと言って馬鹿みたいなんだけど、きっと馬鹿みたいに早く時は過ぎるんでしょうね。
今が蜜月といいますけど、ほんと今が一番母親として幸せな時期なのかもしれません。
過ごせるそのひと時を、大事にしなくては!と思うと、急に欲張りになったりします。
今日は兄ちゃんの運動会でした。
小学生の中で見る兄ちゃんは、まだまだ幼い気がしましたけど。
それでも小学校の体育着を着て、徒競走をする様は本当にかっこよかった。
帰りは下校グループについていこうと他のお母さん達と待っていたんですけどね。
「いいよ、お母さんはついてこなくて。俺は自分で帰るからさ!」
ですって。
びっくり。
友達もいて恥ずかしかったのかな。
そういうことなので、母ちゃんは遠くの方から帰りましたけど。
抱っこも恥ずかしがってさせてくれないし、学校での母ちゃんとの距離もすこしずつ彼がとっていくような気がします。
そうかぁ、そんなに成長したんだなあ。
うれし、かなし。
あ、でもやっぱりうれしかな?(笑)
ちょっと気になる女の子もいるんですって。
それじゃあ、母ちゃんいたら恥ずかしいものね。
私も上手に子離れしていかなきゃ。
うちのお義母さんは、本当に子離れ上手にしているから。
先輩に極意をきいておくかな・・・。
あ、お義母さんもやっぱり寂しかったんだろうか。
突然のお嫁さんが来て・・・。
ちょっとセンチメンタルなきよぞうでした。
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