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2004年07月29日
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日本軍は、戦闘が終わると敵味方の区別なく、戦闘地にお墓を作ってきた。


● 山東戦線の彰徳で墓標を建て慰霊祭を営んだ。「中国無名戦士の墓」と書いてある。(1938年)





● 北京郊外の中国戦死者墓地に参拝する日本軍将兵(1938年3月)





● 孟子廟の入り口にこのような注意書きを掲げた。


「孟子廟に参拝する日本軍人の心得」


1、孟子は孔子と共に支那人の最も崇拝する偉人である。我々、日本人にとっても精神的文化の恩人である。


2、参拝する者は、故国において神社、仏閣に参拝すると同様の心得を持って慎み深く行動すること。


3、模範的行動が皇軍の名誉を発揚し支那民衆に日本軍が親しまれる力となることを忘るべからず





● 道端に倒された孫文の銅像に旗をかける日本兵








現地市民の間でも日本軍は、規律に厳正で、シナ軍よりもよっぽど信用できるとの評価を得ていた。





● 中国人の子供を可愛がる日本兵(1938年)





● 中国人の子供を中心に正月万歳(1938年)





● 日本軍部隊へ毎日来て遊ぶ中国人の子供(天津)





● 中国人の子供に芸を披露する日本兵(1938年)





● 中国人の子供にキャラメルをあげる日本兵





● 日本軍兵士と遊ぶ中国人児童(1937年)








中華民国の蒋介石総統は、日中が戦っているさ中にあって、拉孟・騰越において全員が玉砕するまで戦った日本軍の勇戦を讃え、「東洋道徳の範とせよ」と二回にわたって全軍に布告しました(昭和十九年六月)。

世界の識者を驚かせたのは、「万世の為に太平を開く」ために終戦に応じる、とされた昭和天皇の「終戦の詔書」に対する日本人の反応でした。この詔書が換発されるや、あれほど戦意に燃えていた日本民族が一億慟哭の中に秩序整然と矛を納めたのです。この威武不屈の態度は、「わが国人の範とするに足る」と、中華民国の王世杰外交部長も感嘆しました。

和歌山県の高野山には弘法大師霊廟があります。そこには「日清両国戦病死者供養塔」「日露両国戦病死者供養塔」「世界大戦〈第一次世界大戦)関係諸国戦病死者供養塔」「満洲・上海両事変(日中戦争)日満支三国戦病死者供養塔」等の供養等が建っています。その近くには「満州・五族之墓」も建っています。昭和五十一年に建立されたもので、「五族協和」の理想を掲げた満洲国の建設に尊い命を捧げた人々の慰霊碑が、日本、朝鮮、漢、満洲、蒙古の順に五基並んでいます。その中央には慰霊塔が建ち、背後には、五族すべての戦残者(英霊)の芳名を刻んだ壁が建っています。










5つの戦病死者供養塔(高野山奥の院) 満州・五族の墓 五族の墓の後ろには、五族の英霊芳名壁がある。



昭和十二年十二月十二日、日本軍は首都南京を陥落させました。その後、すぐに「南京戦歿支那陣亡者之霊」と書いた墓標を建て、日中両国の僧侶と中国側の自治委員会とが合同で慰霊祭を行ないました。

この南京攻略戦の日本軍司令官は、松井石根(いわね)大将です。松井大将は日本敗戦後、連合国が開いた極東国際軍事裁判で「南京暴虐事件」(いわゆる「南京大虐殺」を裁判の罪状ではこう呼んでいた)の責任を追及され、「A級戦犯」として絞首刑に処せられました。
大将は復員すると、支那事変での日中両国の犠牲者の霊を弔うために昭和十五年(一九四〇)の二月二十四日、熱海の伊豆山・鳴沢山に観世音菩薩像(興亜観音)を建立しました。この像は最も戦闘の激しかつた現地の血土を運んできて造ったものです。
この観音像の横に本堂があります。その中には、観音菩薩が一体安置され、中央に「松井将軍部下戦死者霊位」、左右に「支那事変日本戦歿者霊位」、「支那事変中華戦歿者霊位」の位牌が祀られ、いまも丁重に供養されています。





うむぅ。もっと載せたかったところですが、字数限界です。
今回はここまでです。
今回も他所から失敬したものです。





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最終更新日  2004年07月30日 02時39分40秒
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