おはようございます。
今日は、私の介護生活が始まるまでのお話を書いていきたいと思います。
ある日、夫が仕事中に電話で腹痛と下痢を訴えてきました。
そして、電話口で「病院を探せ」と言ってきました。
夫の症状を確認して、すぐに病院に電話。地元の消化器系の病院に予約をとり、夫に病院に受診してもらいました。
とりあえずその日は症状を抑えるための薬を処方してもらい、後日改めて内視鏡検査を行いました。
すると、大腸内に複数のポリープを発見その場ですぐに取り除いてもらえたのですが、1か所だけ怪しいポリープがあり、その場では切除できず、総合病院で改めて検査することになりました。
結果は大腸癌。
当初はステージ1だろうといわれていたのですが、精密検査の結果ステージ3B。
おそらくリンパにも転移しているとのことでした。
この時点で手術が必須になり、様々な検査や治療が必要になりました。
私は日中アルバイトを掛け持ちしていて、急に病院に呼び出されることも多く、職場に迷惑をかけていたので、一度仕事をすべて辞める決断をし、夫のサポートに専念することにしました。
わたしはこの決断は間違っているとは思わなかったのですが、
夫には「俺はこんなに苦しんでいるのに、おまえは簡単に仕事やめられていいよな。」
とことあるごとに言われました。
夫だけではなく、子供のケアもある中で、どうしてそんなひどいことを言われ続けなければいけないのだろう。
私だって大好きな職場を辞めたくなかった。
本当だったら、アルバイトの身ではあるけど昇格の話しも出ていた矢先のことだったので、ひどい言葉を投げ続けられた時はとにかく悔しくてしかたありませんでした。
それでも夫の病院への付き添いはしなくてはなりません。
私は、自分で気持ちをリセットしながら、夫をサポートし続けました。
皆さんは自分の気持ちをリセットするときどのようなことをしますか?
わたしは趣味が編み物で、一人時間にもくもくと心を”無”にすることでリセットすることができました。

病院と手術の計画を立てている中で、2か月間の短期集中のダイエットが決まりました。
その当時、夫の体重は90キロオーバー。
この状態で手術をすると、とてもとても危険だといわれました。
幸い、私の職業はスポーツインストラクター。
ダイエット等の運動や食事管理の心得はありました。
以前から食事等のアドバイスはしてきたのですが、全く聞く耳持たず90キロオーバー。
その原因も私のせいだとよく馬頭されていました。
今回ばかりは、命がかかっているので私のダイエットメニューを受け入れてくれましたが、
基本的に、夫は自分に都合の悪いことはすべてわたしのせいにしてきます。
全く関係ないのに、私のせいにします。
とても心が弱いのです。
だけど、人一倍プライドが高いのです。
そのため、何を言われても「はいはい」スルーしています。
自分のメンタルを保ち続けるにはスルースキルを身につけることも非常に重要です。
なかなか難しいことだとは思いますが、、、
また次回のブログで続きを書いていきますね(^^)/

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