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ニュースから <中国反日デモ>主催団体がネットで中断声明 暴徒化で
中国広東省で行われた大規模な反日デモで中心的な役割を果たした民間団体「広東愛国志願者ネット」は11日、しばらくデモを行わないとする声明を発表した。 同団体は声明で「最近の連続的な活動で、皆さんの愛国心は評価を得た。 抗日活動は持久力と戦略性が求められており、興奮状態が続いたままでは不可能だ」と説明。 一連のデモでは十分な統制が取れないまま一部の参加者が暴徒化しており、反日デモがただちに収束に向かう可能性は低いとみられ、主催者側も事態の拡大に戸惑いを見せているようだ。 *************** 素朴な疑問1 『反日デモで中心的な役割を果たした民間団体』 今の中国では、日本なみに「集会・結社の自由」が保障されているのでしょうか? そもそも、中国国内で政治色を打ち出せる民間団体というのは、共産政府からの影響力を受けている団体じゃないのですか? 以前の「広東愛国志願者ネット」が、「デモを行わないとする声明を発表」すれば、デモはすぐに鎮静化したのに、今回は想定外の動きをしてしまった。。。共産政府の思惑が素敵に働く団体の指示で、民衆をコントロールできなかった。。。マズイ。。。 困った。 だから、「主催者側も事態の拡大に戸惑いを見せているようだ」ということなんでしょうか? 共産国で民衆のコントロールができないと、統治システム崩壊の危機が訪れます。 と、いうことは、今回は「策士策に溺れる」ということになりそうですね。 素朴な疑問2 『抗日活動は持久力と戦略性が求められ』とありますが、 抗日活動とは具体的にはどんなことでしょう? 抗日活動のメリットはどこにあるのでしょう? 本来、リアリストの集団である中国人なら、面従腹背で「利」の誘導に熱心だと思うんですけど・・・そうか、「利」ですね。ゆすり・たかりネタですか。 なるほど、「利」の長期的ビジョンを考える戦略性を問題にするなら、抗日にはどんな「メリット」があるんですか? 国際協調路線の時代に、ちょっと時代錯誤のような気がするんですけどネ。 素朴な疑問3 何で「広東愛国志願者ネット」が、抗日デモを企画したのでしょうか。 もしかしたら、中国政府が、中国人民の素朴な怒りを見せることで、日本政府に圧力を加えようとしたのでしょうか? 北朝鮮の拉致被害者の運動が、日本の政府に影響力を与えているのを中国政府が見て、民衆の怒りを使おうとしたのでしょうかね? でも、拉致被害者の方々は日本の世論に影響を与えたんであって、今回の中国のデモは、日本政府が恐れる世論にどんな影響を与えたんでしょうね。 デモの映像をバックにして、いつもの中国広報官が抑揚をつけて言うのでしょう。 「オラの国には、な~んも責任はないよ」 「お人好しの中国人民を、こんなにも怒らせたのは、アンタら日本政府の態度が悪いからなんよ」 「それに、日本の郵便ポストが赤いのも、軽軽しく赤を使ったアンタらが責任取るズラよ」 なんてネ。 でも、日本は中国より成熟したデモクラシーの国ですよ。世論の力を甘く見ては怖いですよ。 あんまり、訳の分からない理由でガーガー騒ぐと、嫌中の空気が日本世論に蔓延してしまいます。 いくら「金持ち喧嘩せず」といっても、中国にとって不都合なことになるかもしれませんゼ。 日本は「和をもって尊しとする」国であり、島国根性で鳴らした国です。 団結力は、個人主義の中国人が考えている以上に強力なんですよ。 21世紀は、『自由貿易』『国際協調』こそ繁栄・発展のキーワードです。 遅れて発生したナショナリズムなんて、21世紀では「百害あって一利無し」じゃないですか?? ねぇ~中華思想のお隣さん。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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