きざし昇の雑記帳

　日本の７５０兆円の借金はどうなるんだろ。。。こんなことを漠然と考えていました。

　戦後の日本の平和のために必要な借金だったんでしょうか。結果を見ると、いろいろな人が言っているほど、日本の政治は悪くなかったと思いますし、言いたいことがいえる国はやっぱり良いことですね。

　日本が国連常任理事国入りをするために、盛んに運動をしているようですが、私には今ひとつ常任理事国に入ることがそれほど重要なことかどうか疑問なんです。

　理想論から言えば、日本の国がグローバルな視点で発想ができ、国際社会の中で意見が言える国になり、その結果、他国から推薦されるというのが良いのですが、まだまだ国連も、国際社会も、日本も発展途上にあることは否めません。

　日本は多額の国連分担金を支払っているのだから、常任理事国になるべきだという意見もあります。しかし、現在の国連システムが、どれだけ日本の未来に対して魅力があるのでしょうか？
　これまでは、敗戦というハンディを背負った日本にとっては、国連という舞台は充分に魅力的でした。例えて言えば、冷戦構造の世界の中で、アメリカという大企業の系列会社に居ることで、日本の安心立命ができました。それと自由貿易という理念の恩恵を充分授かりました。でも、今後の世界を見てみると、古い宗教的ドグマの衝突が色々な地域で起きていますから、きっと国連も原理主義の衝突の舞台になることでしょう。
　日本の将来を考え、今まで有効だった系列会社的発想から国連を考えるのではなく、少し距離をおいてみてはどうでしょうか。

　日本には人類史に残るような借金があります。この借金を自力返済をするという大儀を掲げて、そろそろ国連分担金も、常任理事国の一番分担金の少ない国より１万円少ない金額を負担にすることにします。宣言するのです。
　もちろん、常任理事国や他国にODAを出せる国、軍事費に水準以上に拠出できるような国には、円借款も含めてODAなんて卒業させていただきます。
　何しろ、莫大な借金があるんです。「謙虚に借金を眺め、未来の日本人に対して大胆に対策をするときだ」と世界に宣言します。

　国が毅然とした態度で、未来の日本人に対する行動を示せば、夢も理想もなく眠っているような若者も、俄然目覚めることになるでしょう。日本が目覚めたんですからね。
　宗教的ドグマのない日本人なら、これから第二の活躍の場所を求める元気な団塊世代と共に、国境なきボランティアとして若い世代も活躍を始めるでしょう。
　特に、森林の復活に目覚ましい活躍をするものと期待しています。結果的には、水没の恐れがある南の島国を救うことぐらいのことをやってしまいそうです。

　そんなことを考えていたとき、フト悪夢のようなイメージが湧きました。

　日本が自力再生をするとき、他国に対する資金援助は当然渋くなります。
　世代交代した日本人が、自分たちの将来の日本を真剣に考えるのですから、これは仕方ないことです。周りの国々にいい顔ばかりはできませんからネ。。。
　未来を考えると、真剣なんですヨ。

　そうなると、お隣の韓国の「ウォン」は国際的に体力が無いですが、日本の信用協力が薄くなるとどうなるのでしょうか。。。。

　今の韓国は国策として、日本の国連常任理事国入りに国を挙げて反対しています。パワフルで頼もしいですね。
　
　その韓国のおかげで目覚めた日本は、国力健全化のため自浄作用が働くことになるでしょう。韓国が騒いでくれたからですね。
　未来から現在の日本がやるべきことを考えたなら、国内問題である年金問題と国の借金問題が必ず重大テーマになるでしょう。
　
　でも・・・・日本がそんな状況になって、韓国経済は大丈夫なんでしょうか？
　まさか・・・クラッシュなんてしないですよネ。心配です。お隣の国は、何でも他人のせいにするクセがあるみたいですが、大丈夫でしょうか。。。。。


　でも、でも、日本は真剣に自力再建に立ち上がったんですから、韓国も自力で何とかして頂かなくてはならないですね。
　
　たぶん未来戦略から、日本は中国より先に、シベリア開発に本気で参加することになるでしょう。そうなると、シベリアに近い北海道が注目すべき地域になり、韓国に近かった九州であっても、徐々に韓国は遠くなるでしょう。
　本気になった日本の未来戦略を考えていると、何だか明るい日本が見えるような気になってしまいます♪

　日本の借金は、国民に対する借金で他国から借り入れはほとんど無いようです。
　このことは、日本自身で解決できるという問題だと言えます。

　もし他国からの借り入れがあったとしても、腐るほど持っているアメリカ国債で支払えば済むことです。日本の負債に関して、アメリカの格付け会社が、日本国債の格付けを下げても大丈夫です。アメリカの格付け会社の有り難いご指導ということで、アメリカ国債をアメリカに引き取ってもらえば良いことです。もしアメリカが引き取ってくれなければ、他の国への支払いに使えばいいだけです。国連分担金なんてちょうどいいですね。日本がない袖は振れないということで、アメリカ国債という資産を有効に使えば、アメリカは、きっといい判断をしてくれると思いますよ。
　そうだ！！　国内の米軍基地に対する思いやり予算も、もっと生産的なものにしないといけませんね。

　日本が目覚めて本気で未来を考え行動しだすと、他国も多少ビックリするかもしれません。でも、借りたものを返さないで自己破産をするわけではなく、日本の財布を厳しく管理するというだけのことですからね。

　そうなったとき、韓国も日本から影響を受けるとしても、今の韓国の鼻息を見ていればきっと大丈夫でしょう。軽く韓国は対応できるものと信じています。今こそ優秀な韓国パワーに期待しています。それに共産中国が近くにありますから、北朝鮮と併せて色々面倒をみてくれるでしょう。長年の念願だった、韓半島統一の夢が中国の強力なリードで実現できるかもしれません。夢のような話しです。

　日本が国内問題に真剣に取り組めば、韓国の望み通り、日本は常任理自国なんてモノに色気を出さなくなりますし、韓国国内が健全化するきっかけになるでしょう。

　なぜ？韓国国内が健全化のきっかけになるかって・・・それは、日本の資産管理が厳しくなるでしょ。そうなると、日本政府からから韓国に対して、コピー商品の追及が厳しくなるでしょ。知的所有権の保護は先進国の責務ですから、韓国がより先進国として輝くことになります。礼儀の国韓国にとって、良いことが沢山ありそうです。

　近隣諸国のため、日本は未来に対して戦略的に国内問題に取り組むべきですね。