131024 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

きざし昇の雑記帳

きざし昇の雑記帳

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2005.10.17
XML
 会社帰りにNHKラジオのニュース解説を聴いていましたら、小泉首相の靖国参拝のことを話していました。

 私は、個人の思想信条は尊重すべきだという大原則があります。
 尊重はしますが、私自身が強制されることに対しては抵抗します。
 ですから、私は寛容さのない宗教は大嫌いです。
 エホバにしても統一教会にしても、今は知りませんが昔の創価学会なんかでは、自分の所から出版されている本しか読んではナラナイと言っていました。
 なんで?・・真理を学んでいるんじゃないんですか? 私には理解できません。

 八百万の神々を信仰しているとは言いませんが、現代に伝わる仏教であっても、始祖の思想は薄くなっているかもしれませんが、まだ本物が含まれるからこそ2600年学ばれていると思います。また、キリスト教の2000年の歴史には探究すべき何かがあると思います。本物でなければ、時代の洗礼に自滅していると考えるのは極端な考えでしょうか。
 創価学会が日蓮宗の流れにあるとしても、組織の理論はともかく日蓮聖人の人物像には大きな魅力を感じています。たぶん日蓮聖人は、深く魅力的な眼差しをされていたことでしょう。


 小泉首相が靖国神社を参拝され、相変わらず「公人なのか個人なのか」・・・アホみたいなことを問い掛けています。
 
 小泉さんという個人が、志をもって政(まつりごと)に参画したんですよ。
 あくまでも最初に小泉さん自身の思想信条があって、個人の資格で選挙に立候補して、選挙民に選ばれて立場に立ったのであって、個人を切り離すことは不可能なことです。
 個人である小泉さんが、あくまでも公人として働きを期待されたのであり、その結果は次の選挙で厳しく評価されることになります。

 日本国内の公職で、これほど厳しい評価の場に臨まなくてはいけない立場がほかにないと思います。

 その個人である小泉さんが、政の長として「不戦の誓い、不戦の意志の確認」行為として参拝しているんだと言うんだから、じっくりと観てその後の活動を評価すればいれば良いことです。
 日本は理想に近い形でデモクラシーが機能していると思うから、言えることなんですけどね。。。。


 さて今回疑問に思ったのは、NHKのニュース解説で女性アナウンサーが、「違憲判決」が出た靖国参拝と枕詞のように連呼しているんです。ただ原稿を読んでいるだけかもしれませんが、その枕詞を受けて解説者が話を進めています。


 私の理解では、「違憲判決」じゃなく「違憲判断」をしたんでしょ。たいした問題じゃないのかもしれませんが、私にとって耳障りです。

 法律用語には疎いのですが、「判決」「判断」ではずいぶん意味が違うはずです。
 憲法判断、憲法解釈は判決が導き出されるまでのものであって、法治国家での「判決」は重要な意味があると思います。

 今回の靖国違憲判断は、裁判官の意見や感想であって、判決には違憲判断は含まれていないようですね。
 なんか柔道の掛け逃げのような雰囲気です。もっと堂々と違憲判決を下せば良いのに、イタチの最後ペッみたいに感じます。違憲判決を出せなかったのは、出せなかった理由があるんでしょう。


 ニュース解説を聴いていると、なんかマインドコントロールをされているようで不愉快でした。原稿作成者は、どうも確信犯のような気がするんですよ・・・そうでなければ、解説者が訂正をしても良いはずなんですが。。。

 いろいろな人がいて、いろいろな意見があり、そして案外自由に発言ができる環境です。そういう環境での公共放送の使命は、「(できるだけ)公正、中立に心掛ける」というのを、NHKの役員がいつもしゃべっている言葉ですよね。
 今回訂正が入らないことが、危うい徴候じゃないですか?

 ちょっと気になりました。


 







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.10.18 00:36:14
コメント(13) | コメントを書く
[問題発言かな。。マスコミなど] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:ちょっと疑問?? 「違憲判決」「違憲判断」(10/17)   alex99 さん
このご意見にはガッカリしました。

(2005.10.18 03:05:17)

Re:ちょっと疑問?? 「違憲判決」「違憲判断」(10/17)   Q2000 さん
はじめまして。私は彼は公約どおり8月15日に正式に(日本国総理大臣として)参拝すべきであるという考えなので、このような姑息な参拝ならしないほうがいいと考えております。 (2005.10.18 06:44:21)

Re:ちょっと疑問?? 「違憲判決」「違憲判断」(10/17)   alex99 さん
国家神道神社に参拝することは、政経分離に反していますし、私的と称しても、首相の座に座る以上、特定の宗教施設に参拝すべきでは無いはずです。
(2005.10.18 08:03:20)

Re[1]:ちょっと疑問?? 「違憲判決」「違憲判断」(10/17)   きざし昇 さん
Q2000さん こんにちは。

>はじめまして。私は彼は公約どおり8月15日に正式に(日本国総理大臣として)参拝すべきであるという考えなので、このような姑息な参拝ならしないほうがいいと考えております。
-----
 姑息ですか。。。なかなか厳しい評価ですね。
 成人した大人の小泉さんが、私的な立場での参拝だと本人が言っていますから、本人が好きなように参拝できる環境ができればいいと思っています。

 ともかく時代は、常任理事国入りがどうこう言う前に、政教分離なんて言葉の遊びをそろそろ止めたほうがいい時期になったかもしれないです。
 

(2005.10.18 20:43:59)

Re[1]:ちょっと疑問?? 「違憲判決」「違憲判断」(10/17)   きざし昇 さん
alex99さん こんばんは。
 最初のコメントは出社前に読みました。

 てっきり、「若造、まだまだ踏み込み方が甘い」と言うことかと思いました。なるほど、私の鈍ら刀の切れ味は大甘ですからね。

 次のコメントは、帰宅後拝見しました。

>国家神道神社に参拝することは、政経分離に反していますし、私的と称しても、首相の座に座る以上、特定の宗教施設に参拝すべきでは無いはずです。
***
 21世紀になったことですから、そろそろ神学論争みたいなレベルから、新しく時代適応性のある、政教分離の理念を整理する時期にきているとおもいます。
 
 今回の私の日記で話題にしたかったことは、
「公共財のマスコミは、言葉のもつ本来の意味で使うべきではないか」と言うことでした。

 マスコミが第4の権力(あくまでも三権に対するものですが)として、言葉を大切に扱わなければ、大衆の「信」を得ることができなくなります。

 大衆の支持が低いマスコミなんて、簡単に権力におもねり言論統制を自ら行うようになります。
 そうなったときのマスコミは、大衆にとって最大の障害以外なにものでもありません。

 大きな悪意は、簡単に姿を表しません。ですから権力に対しては、機能不全を起こさないように注意することが大切だと思っています。 


 やっぱりガッカリですか。。。。

(2005.10.18 21:11:47)

こんばんわ   信兵衛9107 さん
きざしさんのおっしゃるとおりだと思います。
僕もまえまえから報道のおかしさを感じています。
とくにぼくの場合は朝日メディアには完全に信用出来ない気持ちでいっぱいです。メディアというのは放送の仕様によっていくらでも操作が出来ます。
なぜこんなにも偏った報道がなされるのか?疑問で仕方がありません。そしてその裏になにかしらの意図があるのではないかとも考えさせられます。
一つの例ではあるのですが、僕は以前ブータンという国の難民キャンプに行ったことがあります。そこで見た光景は凄まじいものでした。(その時は勉強不足で、見切り参加でしたが)そして日本に帰りその国のことを少し勉強しました。そしてそれを学ぶにつれ、物凄い違和感を感じました。
なぜ?これだけの事件を新聞各紙は報道しないのか?はっきり言って確かに報道も視聴率などの獲得ありきの商売だから…というのもあるのでしょうが、ダライラマが日本に来て助けを求めていたなんて記事はほとんどみませんでした。(どこかの記事で小さい文章で少しだけ載ってました)←中国の圧力だろうと僕は思ってますが。。
少し話しは反れましたが、僕が言いたいのは国民は知ろうとする行為は必要ですが、それを報道するマスコミが偏った伝え方をすると…。ということです。 (2005.10.19 01:53:47)

続きです   信兵衛9107 さん
小泉さんの靖国参拝については僕の記憶では首相の参拝は昔ならNOだという日本人が圧倒的に多かったような気がします。それが今ではYESという日本人も多少なりとも増えてきたように感じるのはなぜでしょうか?日本←悪のイメージを持った人間がちょっと待てよ?って思うようになったのは、時代の流れのせいでしょうか?
僕はそんな現代を見ていると、現在の中国共産党とかぶって見えてしまうのです。
中国共産党は圧倒的な支配で独自に有利な情報しか国民に流しません。それが現在ではインターネットの普及などによって少しは外の世界が見えるようになりました。(とはいえ実際はそうではないと思いますが)と考えると今の日本と変わらないのでは?とも思ってしまうのです。ハッキリ言って僕が受けてきた日本の歴史は日本←悪そのものでした。勿論まわりの友達もそのことを恥じていました。でもよく考えると僕達が聞き耳を立てていたのは教師や報道などからだけなのです。少しでも日本のことをよくいうと「お前は右翼だ!」などのレッテルをはられました。しかし今は少し周りの声も軟化したように思えます。阿部さんの出現や憲法改正という言葉がでてくるぐらいですから。きざしさんはどう思いますか?
(2005.10.19 01:54:23)

Re:続きです(10/17)   きざし昇 さん
信兵衛9107さん

こんばんは。ブータンに難民キャンプがあるんですね。全然知りませんでした。。。。

 今変わろうとしているのは、人生の価値観だと考えています。
 戦後の日本は、生活における価値観は人間の個性の数と同じだけの試行錯誤が行われました。それらのモデルから、私たちはある程度の生活レベルの未来イメージができます。生活に物質的な豊かさが出てくると、次には精神面(心の領域)に踏み込むようになるようです。そのひとつの現象として、「自分探し」が行われ原点回帰が行われ、常識と考えていたものに疑問を感じるようになります。

 今、社会現象でみうけられる混乱は、時代が変わる時のシグナルではないでしょうか。
 原点回帰現象として、あらゆるシステムが時代適応性の見直しがされようとしています。
 郵便事業・・年金制度・・・自衛隊・・・靖国神社・・・憲法・・・etc・・・あらゆる分野で教条主義者が騒いでいますね。

 例えば靖国神社の原点を見直し、時代に適った意味付けをしようとしていますが、もともと政教分離の考え方と宗教施設とは馴染まないものです。
 政教分離の効果とマイナスの部分を「実利」で考えなければ、時代に適った答えを見出すことは無理でしょうね。
 例えば、大相撲は日本文化の一つとして文部科学省が管轄していますが、もともとは宗教儀式です。そして時代を経て現代は興行になっています。
 靖国問題を政教分離の約束事に引っ掛けて論陣を張る人が、大相撲と国との関係を問題にするのでしょうか?相撲は伝統文化だから・・・そうなら、靖国神社はまだ成熟していなだけですね。

 次に・・・
  (2005.10.21 01:20:47)

Re[2]:続きです 2(10/17)   きざし昇 さん
信兵衛9107さん

 連続した時間で、近代の日本史を見ると、戦後の社会システムでは政教分離の約束事が便利であったのであり、その前は国家神道が便利だったことなんです。
 靖国神社の性質も宗教性の側面より、モニュメント機能としての側面が強いのじゃないでしょうか。
 戦前も本来の宗教施設として靖国神社を利用していたんじゃないから、戦後に靖国神社の存在が政教分離の原則に抵触するというのも、なんとも都合良く解釈していると思えてしまいます。

 本来、日本神道には「教義」がありませんから、現代の宗教法人法で言うところの宗教にはあてはまらないという見解があります。

 最後に、政治というのは古来からマツリゴトと言われました。 政(マツリゴト)には、人知を超えた天意というものを求めました。祭礼も同様です。

 私は政の原点には、「人間の幸福は、かくあるべし」という宗教が本来持ち、教えるものがあり、知恵の力と良心により「幸福への挑戦」する姿があると考えます。
 ですから、本来の政治と正しい宗教の教えとは一体であり、そういう姿であった時代の方が圧倒的に永いんです。

 偉人と呼ばれる、真の人間の幸福を考え抜いた人達がいました。
 幸福実現のために、その人たちの考えを実践する場が政治であるともいえます。これは大きな文明実験です。
 共産主義であっても、「平等」に重点をおき、人間の幸福探究であったと思います。そして近年その答えが出ました。
 パブリックにおける人間の幸福を考えると、「平等」と「公平」の価値のとらえかたで、構築されるシステムが変わります。民主主義は「公平」に視点があるとも言えます。

 いずれにしても政教分離なんて・・・なんとも、人の体温を感じさせない言葉なんでしょうか。

(2005.10.21 22:42:36)

きざし昇さんへ   信兵衛9107 さん
僕が行ったのはネパールにいるブータン難民です。そこに住む子供たちの目の美しさは今でも忘れられません。
きざしさんのおっしゃるとおり、今変わろうとしているのは人生の価値感、ほんとそうですね。
元々私達日本人も僕が見てきたアジアの子供たちと同じ目をしていたのだと思います。
そしてもしも(ブータンは元来宗教色の強い国ですが)彼らが日本が歩いてきたような道を進んでいくのであれば多くの思想、価値観が生まれてくるのではないでしょうか?
世界には大きく分けて「社会主義」「資本主義」の考え方があります。
だから論点を変えると「靖国参拝賛成」「靖国参拝反対」の思想を持つ人がいるのは当然なことだと思います。それはけして悪いことではないと思います。どこかの独裁国家のように国民の意思が通らないなんてのはあきらかに間違っていると思えるからです。ただ、ここで間違えてはならないのは、その問題をリアルにとらえられるかどうかではないでしょうか? (2005.10.21 23:24:55)

つづき   信兵衛9107 さん
たとえば世界のどこか遠いところで戦争をやってるとして、それに対して正直不安を抱く人は少ないでしょう。しかしそれが隣国の出来事だったら?ということです。
首相の靖国参拝には賛否両論がありますが、「靖国A級戦犯」「帝国主義の象徴」だから行くべきではない、というのは本当にそれだけなのか?そんな安易な考え方だけでいいのか?と思ってしまうのです。憲法改正=軍事国家の思想は確かに分からなくはありません。しかしでは誰がこの国を守るのだ?と言えば「話合いで」というのはリアルに考えれば無理だということは世界から見ても常識です。
靖国反対をして、ではこれからどうすればこの国は良いのか?というと夢想のような答え方しか出来ないのだとすれば、僕はどうしてもその思想に対して納得できないのです。この国は今変革をむかえているのは確かで、その準備がこんなにも遅いのは先進国の中でも稀中の稀だと思います。
ただ、こういうことを書くといろいろな批判がくるかもしれませんが、やはり一番に考えるのは「平和」です。(すいません文章力が無くて伝えたいことがうまく書けなくて…。話も多少脱線してしまいましたかも…。) (2005.10.21 23:25:12)

靖国神社がヤマトを沈めたのだ   ヤマトカケル さん
信兵衛9107さん

>首相の靖国参拝には賛否両論がありますが、

-----

おいら、会津の白虎隊が合祀されたら納得しますがそーではないので利権集団のダニだと思ってます。

「国のため」というからにはその根幹をあきらかにすべきだと思うのですが、天草四郎も合祀すべきだとおもうのですがそーではないようです。

何よりも日本の精神文化を明治政府が破壊してその本山が靖国ではなかったのではなからろうとおぃらは、修験者がいた山に毎日通いながら思います。

でぁ。





(2005.10.23 22:05:12)

ヤマトカケルさん   信兵衛9107 さん
>信兵衛9107さん


>「国のため」というからにはその根幹をあきらかにすべきだと思うのですが、天草四郎も合祀すべきだとおもうのですがそーではないようです。

>何よりも日本の精神文化を明治政府が破壊してその本山が靖国ではなかったのではなからろうとおぃらは、修験者がいた山に毎日通いながら思います。

>でぁ。
-----
おっしゃるとおりですねその変の曖昧さは、もっと議論すべきだと思います。
僕もおかしいな~という疑問点を感じることがあります。
(2005.10.25 18:42:21)

PR

Category

Recent Posts

Comments

きざし昇@ Re[1]:民主党の安住淳議員(06/10) alex99さん >この男は、表面はいいが裏…
alex99@ Re:民主党の安住淳議員(06/10) この男は、表面はいいが裏はいやな男だそ…
きざし昇@ Re[1]:イージス艦あたご衝突事件 妄想(05/30) alex99さん >私は初めから漁船側の過失…
alex99@ Re:イージス艦あたご衝突事件 妄想(05/30) 私は初めから漁船側の過失と考えていまし…
cozycoach@ いろいろと 説明していただき、ありがとうございまし…

Favorite Blog

イスラエルの反撃に… 徒然2020さん

ボロボロっす ぶんさださん
ちょっと本を作って… 秦野の隠居さん
ガードマンのつづる… 杉山巡さん
不動産を売るコツ hidetateishiさん

Freepage List

Calendar


© Rakuten Group, Inc.