カテゴリ:雑感
「おもう」という心の動きには、 「思う」「想う」「念う」 のレベルがあります。 これらの違いを、おもう対象に対する自分の抱いたイメージのレベルの違いだと私は解釈しています。 イメージトレーニングも、人の「おもう」能力を使うトレーニングです。(当たり前ですね) しかしイメージトレーニングという手法を習っても、単に思いついたレベルから明確なストーリーが展開するレベルまで個人による差はあります。 余談ですが 癒しで人気のある「瞑想」も、やっぱり個人によって感受できるイメージの差があります。 ただ瞑想に関しては我流に走らず、できるだけ雰囲気のいい道場で、人として魅力的な人から瞑想指導を受けたほうがいいです。巷でかんばしくない評判の宗教団体関連の所で指導を受けると、欲望の統御ができなくなったり、不安の虜になる場合が多くあります。(そこに集う人の眼に違和感があるかどうかは、判断基準として使えます)
「試験のコースとポイントは覚えているの?」 「あれだけ授業料を払えば、嫌でも覚えてしまうサ」 おお.。。強気だ。 「じゃ、試験で使うバイクの感触も覚えている?」 「もちろん。ごっついナナハン」 バイク好きだから当然です。 「じゃ、試験ポイントでのバイクの動きも分かる?」 「だいたい。なんで?」 なるほど、勢いで試験を受けているタイプだ。 「なんでじゃないよ。試験だからバイクに乗れることより、試験の傾向と対策の分析をする方が重要だろ」 「そらそーダ」 分析の意味を分かっていないんだ。 「どこで失敗したかは分かっているのだろ?」 「もちろん!」 ほんとか? 「なのに受からない・・・・」 「ほっといて!」 「じゃー、だまされたと思って、イメージトレーニングしてみたら? ミスが分かっていてリカバリーが出来ないのは、心に余裕がないか頭が悪いかのどちらかだけのことだと思うよ」 「失礼な・・・ところで、イメージトレーニングというのは、漫画に出てくるやつですか?」 「どんな漫画を読んでいるか知らんが、妄想じゃないぞ。 試験場をイメージして、試験の課題の最初から最後までイメージの上で運転すること」 「それならたまにしてるけど・・・」 仕事中にやっているだろ。。。 「おまえさんのは、たぶん妄想のレベルだとオレは想うな。。。 そんなことをするような繊細なヤツじゃないもんな。。。 「独りでそんなことしていたらアブナイやつでしょ?」 「舞台役者じゃないんだから、人前でする必要はないさ。 まあオレが言ったように、暇なときイメージ遊びとしてやってみたらどう。色や音のあるイメージまで見事に完成できたなら、試験のときに今よりは余裕ができるのは保障するからさ」 「ほんとかなー。真面目な顔をしてとんでもないこと時々言うから・・・」 その通り時々ある。まあ、イメージトレーニングの結果なんて、実力以上のものはきたいできないから・・・ 「たとえばさ、スピード超過で一旦停止をするときの感触なんかあるだろ?」 「そういう時は無理して止まらない」 実際はそうかもしれないが。。。。 「まあ、頑張れや」 彼が言うには、イメージの上でバイク操作の無駄を徹底的につぶしたそうです。
上達すればあなたも「予言者」の仲間入りができますよ。 またホラを吹いていると思ったでしょう? でもレベルの高いSF作家は、預言者みたいなことを作品の上で展開していますよ。 しかし結果には、あくまでも個人差はありますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.22 21:52:19
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