中国的な行為に対する慣れとは・・・
『今月4日に中国で開催されたU-19アジア選手権の日本対UAE(アラブ首長国連邦)戦で、観客の男性が会場に掲げられていた日本国旗を引きはがす事件が起きた。 これを問題視した日本協会・小倉純二会長(72)が、中国サッカー協会のチャン・ジロン副会長に直接電話で抗議。尖閣諸島問題でおよび腰の日本政府とは違い、迅速な行動で中国サイドにこちらもイエローカードを突きつけた格好だ。同じUAE戦では試合前、中国人とみられる男がグラウンド内に乱入し、日の丸を奪って逃げるという事件も発生。尖閣諸島問題では強硬な中国側も、サッカーでは日本側の抗議に「謝罪」したという。』引用元の記事はこちらhttp://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/101023/scr1010230904001-n1.htm 慣れとは恐ろしもので、こんな内容の記事を読んでも不思議に思わなくなっています。 「中国なら不思議でもない」というには、ちょっと違うような何かあります。多分その何かとは、『日本側が正論を正面から主張して、中国側に認めさせた』ということが、この記事のニュース性になっているからでしょう。当然のことをしただけですが、その当然のことがニュースになるということは、日本と中国においては当然ではないということですね。そして、当然ではないことを無自覚に認めているのですから、やっぱりこれもヘンです。 そしてもう一つ驚いたのが、先のA代表の韓国の日韓戦で、日本国歌斉唱のとき、会場でノイズらしい音が聞こえていませんでした。その時、「韓国は国際試合のマナーを理解している」と認識したのもヘンな話です。スポーツの国際試合マナーとしては常識なことあって、ブーイングをしないことで感心している私自身が、中国的なるものにずいぶん毒されていたのです。逆に言えば、中国の野蛮さを経験していなければ、韓国のスポーツ観戦のマナーに気がつかなかったのです。多分、韓国がWBCでみせたマウンド国旗事件を二度までも見せられ、その後、韓国内でその行為に対する『非紳士的行為』が大きく扱われていなかったから、私自身、韓国も中国に近いレベルだと思っていたのでしょう。。。 しかし・・・将来WBCのアジア予選で、もし韓国が中国に負けたとき、マウンドに中国の国旗を選手が取り囲んでたてなら・・・・ 韓国の野球フアンはどういう感想を抱くのでしょうか?その場面を見てみたい気もしますが・・・韓国国内の関係の無い中国人が大変なことになるのでしょか?