カテゴリ:日記
今年のゴールデンウイークは9日、生活を正常化する為に余暇を返上、それなりの実りを期待したが、やはり大したことはなかった。どこかで怠惰で効率の悪い自分を許している部分がある以上、当然の成り行きであろう。睡眠時間、食事、愛犬の散歩兼運動、新聞、TVニューズなど、必要不可欠の生活時間を差し引くと1日11時間、つまり計100時間しかない。
ここから、数時間の庭いじり・床屋・ご近所の弔事・期限オーバーの税務申告、若干の居眠り・たまたま見たTV番組・親戚知人との電話、連休直前に担当した3名のクライアントのカウンセリング・レポートの作成、そして必要なデイトレとEメール・ブログなどPCの前の時間を除くと、残り総時間は3分の1の35時間。 そこへ今回は、所属団体の事務処理、全国の会員との電話交流、さらにMLに関連する雑処理が加わって想像以上の時間を取られ、結局「知的」エンジョイ時間は正味わずか15時間。賃金構想を少し練り、アマゾンから届いた本3冊を拾い読みして、連休はあっけなく終了した。 儀式以上の何ものでもない豪華なだけの通夜と告別式には辟易したが、死を考える機会にはなる。TVの芸能番組はめったに見ないが、たまたま1時間半に亘る渡辺謙の長期密着取材番組を見た。「いつだって貴族」にとって非日常のシーンの連続で、なかなかの刺激となった。税務申告は連休の谷間で来訪者は皆無、若い女性税務官が親切に教えてくれる。数字としては小修正であったが、大きな間違いに気付かされ勉強になった。 所属団体の会員のうちランダムで約20名と、2日がかりで電話で交流した。初めて話すとか、3年振り位の人が多かったが、これだけ多士済々のメンバーと連続して話すのはめったにないことである。やはりキャリアカウンセラー同志、顔は見えなくても結構話は弾み、有益な情報やその人の意外な側面が次々と分かり、貴重な話し合いとなった。コミュニケーションの重要性を改めて認識させられた。本3冊は成果主義とCSRに関するものと、「中村天風の行動学」である。 中村天風氏は、安岡正篤氏が「いつだって貴族」の父親の年代に相当するのに対し、祖父の年代に当たるからかどうしても遠い存在になる。しかし改めて読んでみて、これだけの哲人が明治一桁の生まれであったことに驚かされる。あの情報の乏しい時代に自らの力で開眼し、30代で大成している。あの感性の違いはどこから来るのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月10日 12時30分48秒
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