カテゴリ:図解・脳語
講師は1960年韓国生まれ、46歳の若手・権教授である。今年の夏、学生のキャリア・カウンセリングの依頼を受けた際挨拶を交わしたことがある。「いつだって貴族」に県民大学の案内状が送られて来たのは、多分彼の仕業ではないかと想像している。でもそれはどうでも良いことで、要はヒトの縁である。
彼の専門は平たく言えば、科学技術で世の中を良くするための国や地域のマネジメントに関わる研究で、地域イノベーション研究センターの責任者でもある。外国人でしかもこの若さでセンターを仕切る体制が存在していることを評価したい。 彼の日本語はもう一歩であるとは言え驚きに値する。ヒョウヒョウとしているが、熱い人間性が感じられ好感が持てる。面白かったのは、経営学に人間学が合体している様なところがあり、おまけに図解スキルを多用しているのが興味を引いた。「いつだって貴族」が将来生まれ変わった時は、恐らく心構えが違っているであろうから、彼の様な生き方をしていることであろう。 感銘を受けた話は、山本寛斎氏が93年にモスクワで12万人動員というイベントを開催するための予算・2億円を調達するために、2年間毎日、1日7時間をかけて7通の寄付依頼の手紙を書き続けたこと、そして後年、権教授のゼミの1学生が国立大として初めて山本寛斎氏を大学に招きトークショーを開催した事実である。大学の予算は当然ゼロであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月22日 21時10分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[図解・脳語] カテゴリの最新記事
|
|