後輩女性の成長
今日は「いつだって貴族」が現役時代、15-6年ほど部下だった女性から誘われて某宗教団体の会合に参加した。600名程のビジネスマンの部の大会だったのだが、3名の発表者の1人に彼女が選ばれたというので、祝意をこめて出かけたのであった。勤務先では今春北京で開催された国際会議に派遣されたというし、仕事・家庭・自分の教室・布教の4本柱を維持、且つ教団の役員も担っているということを、堂々とスピーチする様にはかなり驚かされた。可憐なお嬢さんだった彼女の成長振りに、人間の変化の可能性というものを改めて感じさせられた。他の発表者の内容もすべて実話なので、迫力はかなりのものであった。人間としての成長・成功は、個人の強い意思が最大の原動力であり、彼女の成功も決して宗教の力によるものではないが、人間は1人では生きて行けないわけで、仲間の存在や活動の場がたまたま彼女にフィットし、且つ結果として信仰が力になったということであろう。意思のある人間は、どんな環境との組み合わせでも、大略何とかやって行くものである。本日の大会運営、及び関係者の元気な声や話術の上手さは光るものがあり、大いに参考になるところがあった。それにしても、人類社会から仮面者に対する個人崇拝が消える時代はいつのことになるのだろうか。今朝、真に尊敬できる人の訃報が全世界を駆け巡った。世界の指針・ドラッカー博士の死である。