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アニメ店長の気付き帳

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Aug 25, 2006
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自分が業界に入ってから、アニメを見る目が、つくづく変わったなと感じる。


作品を純粋に面白いと感じるだけでなく

「どうして面白いのか」

「何が魅力的なのか、キャラなのか、世界観なのか、セリフなのか」

「ストーリーの流れはどうか、」

「芝居のタイミング、キャラの動き、カメラワーク、枚数はどうか」

「関わったスタッフはどのくらいの人数か、演出、脚本は誰か」

「制作会社、DVDメーカー、スポンサーはどこか」

と、こまか~くチェックする。


…我ながら、変な人間になったものだ


で、その中で最近よく感じるのが


「『枝葉』の重要性」

である。


…これではさっぱりわからないので、説明しよう。


自分は、

面白い作品=テーマや企画に魅力ある作品

だと思っていた。


要は、どんな企画を、どの時期に扱うかで、商品の売れ行きがほぼ決まる。

これはある意味、業界の定説である。

だから、企画を扱うプロデューサー様、監督様は、業界内でも一番偉い(?)のだ。


しかし、実際はどうだろうか?

いちがいにそうとは言い切れない気がする。


色々な作品を見てて思うのだが、よい作品というのは、たった1話を見ただけでも十分

「あ、これいい(面白い)」

と感じるものである。


テーマ云々の前に、キャラの会話のやり取り(掛け合い)、物語の流れ、テンポ、絵、芝居などを非常に重視する。


だから、多くの人々がそのストーリーに引き込まれるのだ。


そちらの方がしっかりしていないと、

たとえどんなに深いテーマ、練られた作品であっても

テーマを語る前に、観客が逃げてしまう



だから、よい作品を作ろうと心がけるなら、

根っこ=練られたテーマ、放映する時期に合った企画、シナリオ


と同じくらい


枝葉=どうでもいい日常の芝居、会話、物語のテンポ、セリフ


についても、力を入れる、もしくは力を磨いておく事が必要だ。




業界に入る前とは全然違って、変なところに気が付く人間になってしまったが、共通して言える事は


やっぱりアニメって面白いなあ…


と感じること。


テーマ云々を考えるよりも、

セリフの強弱
タイミング
細かな芝居


どんな小さなことでもいい。

一つ一つの細かい要素を良くしていくことの方が、地道な作業にしてみるかもしれないが、

良い作品を作るためには、結局は近道なのかもしれない。






Last updated  Aug 25, 2006 10:32:30 AM
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