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またまたヤンソギルさんの本の紹介です。
「裏と表」 主人公が独立し金券ショップ店を開店し軌道に乗せるため様々客に対応していなかで、選挙資金の裏金作りに使われたり、大企業の計画倒産に巻き込まれていく。最後どんでん返しありかな! 読んで一番興味を惹かれたのは、持ち込まれた商品と客の裏。 成る程こんな裏があっての値段なり商品として店頭に並んだりしているのだと感心させられた。 金券ショップの店では売るという事が主かと思えば、店に売り込みにくる人がかなりある。 偽造高速券を大量に持ち込む美女、DM発送の決済の為に使われる筈の額面千円の郵便切手を束で持ち込む者、少しづつゴマカシタ収入印紙を持ち込む経理の担当者、役に立たない百貨店の招待券を持ち込むオバちゃん。拾い屋と呼ばれる落ちてるテレフォンカードを毎日持ってくる浮浪者。ビール券・野球チケット・劇場、遊園地、動物園のなどの招待券を持ち込む新聞拡張員。各金券ショップを回って何億円ものビール券を買い集める客。毎日百貨店の商品券を何十枚も買って百貨店で100円のボールペンを買い、お釣りとの差額で生計を立てる客。などなど・・・ 「表には必ず裏があり、裏には必ず秘密がある。だが、その秘密が表に出ることはまずないのだ」 サスペンスってかんじで今まで読んだものとちょっと趣きが違います。 おもしろいですよ(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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