2005/07/29(金)10:08
MS、Windows Vista β1リリースを発表
Windows Vista β1が予想通り27日にリリースされた。
新機能としては
* Avalonディスプレイエンジンの素晴らしいグラフィックス。アイコンはこれまで以上にきめ細かく、好みに合わせて大きさを変えられる。ほとんどの文書のサムネイルを取得することもでき、「Aero」デスクトップテーマの透明なウィンドウフレームを楽しめる。
* Windows Explorerにはフォルダシステムが表示されるが、ユーザーが作成したフォルダが格納さ+仮想フォルダが含まれている。仮想フォルダを使うと、ファイルの実際の位置にかかわらず、メタデータを使って文書を検索できる。例えば、「Authors」という仮想フォルダを開くと、特定の作成者による文書をすべてチェックできる。別の仮想フォルダでは、ユーザーがファイルに割り当てたキーワードによって文書を調べられる。
* 検索はユーザーインタフェースの至る所から利用でき、検索フィールドのほとんどは文脈依存型だ。「すべてのプログラム」ボタンをクリックした時に表示される長いリストをスクロールして、目当てのソフトを探さずに済む。
* 「Limited Account」という新しいタイプのユーザーアカウントを加えている。
* 起動が高速化され、より安全になった点がある。これはブートアップの時にも、スタンバイモードからアクティブ状態に復帰する時にも当てはまる。「プリンタドライバがクラッシュしても、OSをクラッシュさせることはない」
* 新しいリスタートマネージャが搭載され「リブートを50%減らせる」。
* 特定のWindowsサービスのクラッシュ、ハードの障害、ネットワーキング問題、パフォーマンス低下、リソースの消耗などの問題を診断し、対処する新ツールも導入される。例えば、HDDの障害が起きそうな場合に、同OSはユーザーにデータをバックアップするよう指示する。
* IE 7で「タブブラウジング」も利用できる。
タブブラウジングはMSNサーチツールバーで現在も利用してますが見たいサイトがすぐ呼び出せて便利ですね。
以上のような特徴があるようです。
新しい物好きなんで早く触ってみたい(^^♪
正規版は来年のクリスマスあたりに発売予定だそうです。
以下記事より
Windows Vista β1が予想通り27日にリリースされた。AvalonとIndigoも含まれ、約1万人のβテスターに公開される。
米Microsoftは7月27日、Windows次期バージョン「Windows Vista」のβ1をリリースした。Windows Vista Technical Beta Programを通じてβテスター約1万人に公開、開発者プログラムのMSDNとTechNet経由でも数千人に公開する。
Windows Vista β1のスクリーンショット。「All Documents」
Windows Vista β1ではセキュリティ、導入、管理性、パフォーマンスの強化に重点が置かれ、ユーザーアカウント保護機能、マルウェア対策機能などが盛り込まれた。
ブラウザ新版のInternet Explorer(IE)7では、新機能としてタブブラウジングやRSSをサポート。Webページを印刷サイズに合わせて自動調整する機能や、MSN、 AOL、Google、Yahoo!などの主要検索を組み込んだツールバー検索ボックスを提供している。
「Virtual Folders」
「Control Panel」
「Start Menu and Search Results」
Windows Vista β1には、コードネームでAvalonと呼ばれていた「Windows Presentation Foundation」と、Indigoと呼ばれていた「Windows Communication Foundation」のβ1も含まれる。
また、Windows Serverの次期バージョン(コードネームLonghorn)も、Technical Beta Programを通じて初のβが同時公開された。メーカー、OEM、システムビルダー、独立系ソフトベンダーなどが利用できる。正式リリースは2007年の予定。
システムの必要最小構成が判明するのは早くても来年夏になるとしながらも、Microsoftでは目安として、メモリ512Mバイト以上、 DirectX 9.0をサポートしたグラフィックスカード、Intel PentiumまたはAMD Athlonを搭載した最新のPCを推奨している。
MS、Windows Vista β1リリースを発表