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海のしおり「自然の美しさと脅威に立ち向かう栄光の航跡」

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プロフィール


海のしおり

2010.01.12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
  
昨年12月24日午前、タイ・サッタヒープ郡の南約19kmの沖合で、日本の船
会社が運航するコンテナ船(パナマ船籍)が、海賊とみられる不審な船に襲わ
れ、発砲、右舷船尾付近の居住区に被弾したという事件があった


近年は昔からあった伝統的な海賊と「新手の海賊」が同時に出現し、マラッカ
・シンガポール周辺海域、ソマリア沖等国際社会を揺るがしており新たな対応
が求められている。

昔、海賊達が海賊船に乗る時にはある種の「契約」があったという。その一つ
18世紀初頭に活動した「リヴェンジ」号船長の定めた掟(規則)である。

海賊達が船内で共同生活する為に最低限必要な取り決め、獲得した財貨や
食料等の分け前の分配方法、火気の取り扱い、怪我をした場合の補償等、
現在でも通用するような意外に民主的なものがある。

1,乗組員は全員、命令には従わなければならない。
  船長は1.5人分の獲物の分け前を受けるものとする。
  航海長、大工、甲板長および砲手は各々1.25人分の分け前を受けるも
  のとする。

2,脱走を企てたり、仲間に秘密を持ったりしたものはすべて、弾薬1瓶
  水1瓶、小火器1丁及び弾丸を与えて孤島に置き去りにするものとする。

3,仲間のものを盗んだり、1ピース・オブ・エイト以上の金額の賭事をした
  ものは、孤島に置き去りにするか、銃殺刑に処する。

4,われらが他の海賊に出会った場合、われらの乗組員が仲間の同意なく当該
  海賊の掟に署名したときは、船長及び仲間が適切と考える処罰を当該人に
  科するものとする。

5,本掟が効力ある間に仲間を殴ったものは、裸の背にモーゼの律法(40回の
  鞭打ち)を科するものとする。

6,船倉で銃の撃鉄を上げたり、パイプに覆いをかけずに煙草を吸ったり、又
  は火のついたままの蝋燭をカンテラに入れずに持ち歩いたものには、前条
  と同じ処罰を科すものとする。

7,常に戦闘に使えるように武器の手入れをすることを怠ったり任務を怠った
  ものは、分け前を減じ、また船長および仲間が適切と考える処罰を科す。

8,戦闘で関節を失った乗務員には400ピース・オブ・エイトを与える。        
  四股の一つを失ったものは800ピース・オブ・エイトを与える。

9,思慮分別ある女と会った場合、当該人の同意なしに手出しをしようとした  
  ものは即刻死刑に処すものとする。     

                         資料「海賊の世界史」より

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                    (塩屋埼沖にて)






最終更新日  2010.01.12 16:59:02

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