2017.11.26

海からの風・・・季節風や海潮流による漂流異国民!

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過去に「古代漂流民」は黒潮系の海流のみならず、季節風
と寒流・対馬暖流等の利用によるアジア大陸から、更には
北方から日本海側や北海道に漂着する民も少なくなかった
のではないかと見られている・・・と記した。

何年か前、北朝鮮からの脱北者男女4人が青森県深浦沖に
辿り着き発見されたと云う事件があった。 今回もまた、
11月23日に秋田県利本荘市の海岸に木造船が漂着し
男性8名が発見保護された。前後して佐渡島、能登半島沖
等に北朝鮮の漂流船らしきものが見つかり、遺体が発見
されている。

例年5月から夏期にかけての日本海は、年間を通して
もっとも穏やかな海面が続く時期でもある。この時期の
日本海は鏡のように波が穏やかであり、全般的には穏やか
な気候も幸いする。日本海は現在でもこのような自然環境
を持っている海原であり、朝鮮半島は日本に最も近いアジア
大陸の半島であり、釜山と対馬北部は、櫓船で僅か8時間
程度で往来できている航程である。

冬、山陰から北海道にかけての日本海側はN~NWよりの
風が強く、時には30m/s以上の殴りつけるような烈風・寒風
となる事も珍しくない。小型漁船でも1時間に3ノット程度
の漂流スピードであれば、1日72マイル、6日間で十分で
ある。風がない時は機走し、ある時は櫓を漕ぎ、潮に流され、
漂流針路が東~南東~南方向であるなら、もっと早い日数で
日本に漂着することになる。

叉、船舶に装備されているレーダーはスキャナーの高さや波長
の違いにもよるが、「木造小型船(伝馬船)等」は通常の船舶
用レーダーであれば、平穏時の海面状態で約3~4マイル程度
で捕捉できる。レーダー精度が悪かったり目標判別能力の低下
であれば、一般の通航船舶の安全運航そのものに支障がでる
問題ともなる。近年の船舶用レーダーの精度は非常に良くなって
おり、小さな漁具や大きな海鳥等も捕捉できるのは事実ある。
しかしながら、冬場、高波高などの荒天時や乾舷の低い小型船、
漂流半没船等の早期発見はかなり厳しいのも事実である。

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最終更新日  2017.11.26 10:06:26