ピアス




「ピアスだ いいね ゆゆ イヤリングをつけてあげる」
「やっぱり ピアスだな 呼び名は」
探しておいでとのことだったのだ
街に出て すごく探してさまよい 良いのが見つかった

数日後
「で ピアス イヤリングは良いの買えたか」
と聞かれ
「かわいいのが買えました たぶん。。」
と自信のない言葉を返してしまった

「みたいね ゆゆ それ 手元にあるか」
「それ 付けるか まだ 試してないだろ」
私は試していなかったのだ

「付けてもらいたくて 待っていました」

「そうか 今 するかい 今 しなよ」
鼓動が高鳴りだした

「これから 今から これを 付けるんだ と思いながらね」
「ゆっくりとね 固定してごらん できるかな」
こわごわやってみることにした

「 難しいか ゆっくりで いいから あせらずだ」

「片方つきました」
なんとか付ける事ができた

「 両方 できますか・・な ゆっくりで いいのだから」

「できました。。できました」
私の両方の胸にピアスがついたのだった

「うれしくない? それ」

「うれしいです」
とても幸せな気分になった

「 鏡でみてくるか どうなのか みておいで」
私は 鏡に映った自分の姿を見たのだった

「どうだった? 自分でつけてみた感想は」

「うれしいです」
にこにこしながら言った

「うん 良く出来ました」
褒めていただきました

「記念撮影するか 始めの・・ピアス」
「どんな風に撮れるでしょうか あぁ 凄く期待だ」

「俺が居たら 撮影するのにな  一人だと 大変だよな ごめんな」

暫くして
「あんまりうまく撮れなかったかもしれません」
と伝えた

「まだ つけているのかい? 今日は つけていようか」
「でも 痛くなったら取るんだよ」
ドキドキしていた 暖かい心遣いが嬉しかった

パソコンに画像を撮りこんだ

「みせてくれるか」
すごく自信がなかったけれど思いきって見ていただくことにした

「すごく かわいい 良い感じ これ とってもいい」
喜んでくださってる

ピンクの石がぶらさがってる はさむタイプのイヤリングで つけるとピアスに見えるようなものだった

「付けれて 良かったですね 手放せなくなるかも・・よ こいつを」
「これは 凄く俺も気に入った」
気に入ってもらえて安心した

「しばらく つけっぱなしにしましょうね 今日 一日・・できるかな?」
「でも無理はしないように」
とても優しい言葉が心に染みたのだった

「今度 ○○ちゃんにもしましょうね その時は ボイスで・・ね」
すごく嬉しかった


「良いのみつけられて良かったね」

「うれしいです」

それから数日後 指導の元 ○○にピアスがついたのだった
こうして少しずつご主人様に近づいていく悦びが全身を駆け巡っていった




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