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らる935

らる935

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2005年05月11日
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カテゴリ:テレビ全般

「大脱走」もすごい話だと思ってたのに、もっと衝撃的な事実でした。
今夜は野球が延長になったので番組が少しずつずれてきてて、
またまたヴォイジャーを見たあとふとテレビに戻したらこの番組。

途中から見たわけですが、
モロッコでクーデターがあり、その首謀者の家族が捕らえられて目隠しをされたまま国王側の兵士によって砂漠に拉致されなんと15年も監禁され、その後脱出したお話です!

しかも家族はいくつかの部屋に分けられ、部屋から一歩も外へ出られない状況。
3歳で捕らえられた一番年下の子供は、自分が死ねば国王も考え直してくれるだろうと数年後に自殺まで計った悲惨な監禁生活です。

その生活は、水と食料も充分に与えられず、一度は出してやると言われて10年ぶりに光の中で家族が再会したあと、冷酷にもまたもとの生活に戻されたということもありました。

家族はラジオでフランス人の報道記者の番組を楽しみにしていて、石で隔たれた部屋同士で聞けるように金属の棒のようなものを穴から刺して、各部屋で耳を押し当てて聞いていたということです。

脱出計画はばれないようにするため、見張り役が寝静まった時間を見計らって
夜中に着々と準備されました。
ベッドの下のタイルをはがし、缶のフタなどの貧弱な道具で堅い地面を掘り、
掘り返された土はなけなしの飲料水で泥だんごにして布袋につめ、朝になれば袋を彫った穴にもどしてタイルも元通りにはめ、細心の注意を払って続けられました。

何ヶ月かのちに掘った穴から外へ出たのは4人。
とにかく残った者たちの命を救うために、弱りきった身体で砂漠を歩き続け、
ようやくタクシーを拾って、金銭のかわりに父親の大切な勲章を差し出しました。
目的地カサブランカでは頼みの綱であるフランス領事館がイースターのために休んでいること知って途方にくれます。
脱走を国王より先に他国の情報メディアに知らせなければ自分たちの命はないことを知っていた彼女らが最後に頼ったのは、いつも楽しみにしていたラジオの報道番組担当のニュースキャスター。

町では脱走した自分たちを追う騒ぎが始まっていたのですが、電話でそのニュースキャスターにすべてを伝えた彼女らは最終的にこのキャスターのおかげで解放されることができました。

それにしても15年…
脱走計画の中心になった女性(19歳のときに監禁された)はその後結婚してフランスで暮らしているそうです。
監禁生活で辛かったのは空腹や喉の渇き、それに女性として一番美しいときに
鏡も見られない生活だったこと、とインタビューで応えていました。
この女性は監禁生活のことを執筆していて、この本によって世界中の誰もがこの痛ましい事件を知ることができるそうです。
テレビで放送されたから、明日は本屋の目立つ場所に置かれるかも知れません。

人間が他の人間の生活を支配するなんて、あってはならないことです。

***

姪から電話がありました。
自分のPCでは万博の予約画面がうまくいかないのだそうです。
教えてあげたいけど、彼女のPCはWINDOWSではなくマッキントッシュ。
わたしも昔、MACの「Classi2」と言うのを持っていたのですが、
なんせ白黒の時代。ネットにもつなげてなかったし、わからなくて。

電話では違うところが見えないので、「じゃ、うちでやれば~」と言いました。
土曜日の朝、来るそうですが予約開始時間に間に合うように8時半には行くから、と言われました。

早起きしなくちゃ。こりゃ、大変だ。






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最終更新日  2005年05月12日 01時11分07秒
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