本日、代休。
地元の映画館では先週からこの作品が一日1度しか上映されてなかったので、代休は今日取って絶対にこれを見ようと決めていた。
「JUNO」も「インディ・ジョーンズ」もまた後日でも見られるからね。
作品としては役者を見ただけで満足できることは期待できたし、おおよそのスジは知っていたからあとはどんな味付けかが楽しみでした。
モーガン・フリーマンもジャック・ニコルソンも本来の味を深く出しているし、やっぱり期待通りの演技を見せてくれます。
ジャック・ニコルソン演じる「4度も結婚をした」「仕事とは相性がよかった」「巨額の利益を一代で築いた」男は、最初とんでもない悪印象。
「恋愛小説家」で演じた男とちょっと違うけど悪役っぽさは天下一品。
対照的なモーガン・フリーマンは「夢をあきらめ」「家族を大事に」「信仰心がある」大家族の大黒柱役。まさにぴったり。
ふたりは「病室は基本的に二床一室が原則」の決まりがなかったら出会わなかった。
棺おけリストというの、わたしも作ってみたい。
健康診断の問診票には「以下に記したものを病歴に持つ家族はいますか?」の質問に心臓病だの直腸がんだのが並んでいて、それを見つめながら、もし自分が遺伝でこれらの病気を発症して余命何ヶ月かを宣言されたとき、どうするか・・・は前からよく考えるテーマです。
お金持ちじゃないからふたりのように世界各国を短時間で回るのは無理でしょう。ま、それは置いといて。。
同じ運命を背負った人間は、友情を育むにも時間制限があって意見をすることに臆病になる必要はない。だからこそ最期に楽しみ、お互いを思いやる気持ちを持つことができたのでは。。。
世界旅行じゃなく、単なる国内旅行をしてでもこれは可能であったと思いました。
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来週は何を見ようかな。