あ、ダコタ・ファニングだ!
おかしいな、こんな映画の宣伝見覚えない。それは地元のワーナー・マイカルで上映されなかったから。
ダコタ・ファニングが演じる役はその年齢よりも大人びた、あるいは賢い子供というのがぴったり。ちょっと小憎らしく見せることもできる、ものすごい役者だと思います。
その大人びた子供役に対照的な「まるで子供みたいな大人」がブリタニー・マーフィ。目の大きい、可愛げのある大人。だけどやることなすこと大人気ない。
ロックスターだった亡き父親の遺品であるたくさんのギターが宝物。
ほかにも宝物はたくさんある。
家賃が払えなくてアパートを追い出されても、大事なものを処分しようとする気持ちになれなくて友達にどんどん背中を押されて、かろうじて洋服などを処分しようとガレージセールに出す。でもほとんど処分できず、やっかいになる友人のリビングをその宝物と称するガラクタで埋め尽くす。
ダコタ・ファニング演じるいいとこの娘、8歳のレイは母親からあらゆるおもちゃを買い与えられ、整然とした部屋でばい菌や食品添加物とは無縁のまっさらで孤独な生活。そこへはちゃめちゃなモリーがレイのベビーシッターとして雇われてくる。ベビーじゃないけどね。
そこで衝突するふたり。
だけど8歳はあくまで8歳。そしてモリーもそれなりに女性だった。
ということで気づくのはお互いを必要としていること。
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モリーが恋焦がれたBFでメジャーデビューを目指していたミュージシャンはなんとあのジェシー・スペンサー。ハウスの部下、チェイスを演じてます。
彼結構若いのね。
ちょっとハンサムで、でも少し頼りないっていう役どころが彼にぴったりでした。
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ところでダコタ・ファニング。
彼女は子役として大成功を収めたわけですが、考えてみれば今はもう13歳のはず。
あれほどの才能を子役にとどまらず、ずっと見せて欲しいものです。
ハリウッドでは難しいかも知れませんが、たとえばナタリー・ポートマンのように極端な段階なしで進めばいいのですが。。。
私個人としてはテレビドラマの「TAKEN」をもう一度みたいです。
録画しそびれて後悔しまくってます。