弟がDVDを持っているというので、コピーしてもらいました。しかしうちのDVDプレーヤーはDVD-Rは再生してくれないタイプ。
PCで見ようとすると画面がちっちゃいのよねー
あと音がよくないので、それでもなんとかPCについてきた小さいスピーカーをセットして映画鑑賞。
DVD公開されているからネタバレどーんと行きますから。
同級生たちとは違った環境で育つことでいじめられる、というストーリー展開にアメリカっていつもそうだよなーと思ったり、トイレの前で1ドルを要求している女生徒が毎日いて、なぜ先生がそれに気づかず注意もしない?という疑問を抱えながら納得しないまま時間が過ぎていきました。
でもそれを忘れさせれくれるようなふたりの冒険の数々と、ふたりの間に育っていく友情が素晴らしい。「王国ごっこ」は子供のときには誰でも経験があるかも知れませんが、なかなか他人の前ではそれなりの行動力が伴わずに主張できなかったりするもの。
ふたりの信頼感と友情はこのことできっと一生ものになったと信じて疑いません。
ジョシュが先生から誘われて、レスリーに声をかけず美術館に出かけたその日にレスリーが死ぬという事件はあまりにも残酷すぎます。ジョシュはふたりだけの王国から妹を遠ざけていたことを反省し、ロープで渡っていた川に自分の作った橋をかけることで妹に心からの謝罪を表しますが、それがタイトルになっているのは少し残念。
この映画の主題は妹への愛情だけじゃない。
タイトルは「テラビシア」のままでいい。
それがわたしの感想です。