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らる935

らる935

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2008年11月07日
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テーマ:たわごと(26711)

やかましい人がいなくなって環境が良くなって、快適。
仕事場の話です。
少しだけ忙しい1日が終わって帰り支度をしてたときのこと。
所長がゆっくり近付いてきて小声で話しかけてきました。
こういうときは、仕事の話じゃなくて私的なこと、世間話です。

「あのねぇらるさん、Nさんて知ってる?」
「ああ、支店の方ですね。えっと退職されましたよね、以前に」
「そうそう、そのNさんと話していたときにね、ちょっと前の話なんだけど」
「はい?」
「Sさん(つい最近辞めた上司)がNさんの御宅へ遊びに行ったんだって」
「へー??」
ちなみにSさんは女性だし、NさんはSさんより確実に目上の方で既婚者です。Sさんにとっては地位としては同僚というところだったかも知れません。
「だけどね、Nさんが言うには奥さんがものすごく怒っちゃって。『もうあんな人二度と呼ばないでください』って言ったんだって」
「どうされたんですか?」
「手ぶらで行ったそうだよ。奥さんとしては旦那の会社の同僚だって、気を遣ってあれこれご馳走出したりしたそうなんだけど。
言いたいこと話してお礼も何もなしで帰ったんだって」

あいつねーもとから非常識な人だったから。
だけど普段の生活から誰も彼女にその非常識さを指摘しようとした人はいなかったみたいで、いい年して噂話になってる。
意見でもしようものなら3倍くらいになって罵声が返ってくるくらいの人だったから、たとえ本気で心配して話してくれる人がいたとしても耳を貸そうとしなかったかも知れません。
そんな話には驚きませんよ。もとからそういう人だったんだし。

どういう人だったかここで話しましょうか~?
でも思い出すのいやだからやめときます。

ただ所長がそういう話をわたしにしたくなる心境がちょっと痛い。
「長」のつく人が、もういなくなってせいせいした過去の人のことを、、もうええやん。わたしは思いだしたくもないほど痛い思いや悔しい思いを14年間味わってきたんですから。…しっぽ巻いて逃げ出すことだけはやめようと心に誓ったあの日のことすらもう忘れたい。

わたしは底辺の戦力で、必要とあらば切られる可能性もある人間。
それをいいように利用したのがあいつ。
でも逆に大事にしてくれたのは今の所長です。人情派というか、女性に優しいのね。
中間管理職が退職するとチーム単位の上司はその責任を問われ、成績に辛くなります。そういう意味で、たとえあいつがいなくなって職場の雰囲気がよくなったとしても会社という大きな組織から見たらそれは所長の責任。常務だの専務だのにいろいろ言われているんだろうな。

あいつが辞めたのはあいつ自身の問題で、別に所長のせいじゃないと思うのです。あいつのよくない話を小声でしてくる所長がなんとなく気の毒になってしまいました。早く忘れましょうよ、所長。






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最終更新日  2008年11月08日 21時35分19秒
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