劇場公開期日は今週の金曜日までということがわかっていたので行ってきました。
ナタリー・ポートマンの出演する古典は見なくては、ということでトレイラーもあらすじも一切見ないで今日を迎えたのでした。
どっちかが深く王から寵愛を受け、どっちかが男の子を産むのね?などと勝手に思ってただけに、そのすごいストーリー展開に口あんぐりでした。
日本でも、ほれ、大奥では~~~~既に嫁いで(あるいは許婚がいて)いる女性が何かの拍子に大奥総取締りの目にとまって将軍のお手付きになる、そうなれば父や兄弟が大出世、なんていうのもまれにあったとのことですが、、
メアリーの運命はそっちに近いシチュエーションで広がっていくところでした。
姉妹はナタリー・ポートマン演じる姉アンが賢く積極的な性格で、妹は従順で優しく目立たない存在。
そういう姉妹もいるかも知れないけど、わたしの知るところでは妹の強いところのほうが多いです。育てられ方なのかなあ。
従順で優しい、というのが憧れさえ感じます。そんなものは現代に存在するのか。
しないと思っているのはわたしだけか???
メアリーがまだ赤ん坊のエリザベスを抱いて宮中を去るところ。。。
悲劇的結末なんだ、と思っていたら出てきたスーパー見てこれまたびっくり。
このあと「エリザベス」になるのか~?という驚きです。
イギリスの歴史なんて全然知らない(知ろうともしない)から、そこで気づいたというわけ。お粗末さま。
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代休なので(映画を見ようとわざと水曜日を選んでみました)隣町まで、しかもわざわざ電車で行きました。
今日はめっちゃめちゃ寒かったですね。
完全に冬装束です。帽子はかぶっていかなかったので耳が冷えた。
映画より1時間以上前に到着駅で献血に行こうと思い立ち、平日だからすいているだろうと予約もしないでダイレクトに献血ルームへ行きました。
案の定空いてましたが。
問診と血圧測定のあとの血液検査で思いのほかの数値が出ていたとかで、数字を見た看護師さんがあたふたと電話したり医師に確認をとったりしているので少し不安になりました。
現実は不安とは逆で、いつもなら成分献血で血漿をとってもらうのですが、今日は血小板の数値がよいので、できればお願いしたい、とのこと。
むしろこちらからお願いしたかった。いつも血漿なので血小板は目標だったの。
ところが血漿よりも血小板のほうが献血にかかる時間が10分ほど長いらしいです。映画にはギリギリでした。それはいいんですが・・・
ベッドに横になっていると、はす向かいのベッドに横になっている老紳士(どうみても55とか60とかじゃなく、65歳以上はいってるだろうと思われる姿。
ほぼ終了間際に白目むいて意識を失いかけたのです。
そんな無理してまで献血に来なくても・・・と即座に感じたのです。
ちょっとした騒ぎになりました。そのあとしばらく休憩されたのち収まって、無事元気に帰られたようでしたが。。。
献血は健康に自信があるときにやってほしいです。
でも、健康に自信、、、あったから行ったんだろうなあ。。。ショックじゃなかったかなあ。ちょっと同情。
わたしは先日会社であった健康診断はとってもよい結果で(でもCだった。。赤血球がいっつもいつも平均数値よりちょこっと少ない)。
8角形グラフが大きく理想的な丸に近い形になっていました。
ストレスも減ったし。
これが血液に影響していたんだろうか。
自分の黄色い血小板の袋を見て、妙に満足しました。