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らる935

らる935

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2008年12月16日
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本日は新人さんの歓迎会&忘年会でした。
本当は名古屋支店と一緒に忘年会をやって、勤務先のセンターだけでの歓迎会と忘年会を実行することは支店長に止められたとか。なぜなら例の人の送別会をしなかったのになぜ歓迎会をするのだ?という理屈らしい。
例の人の真実を知らないからそういうことが言えるんでしょう。

ま、とにかく、いつもなら会社から出る福利厚生費が出ないということで会費を集めての忘年会。計上できないお金を使うわけにいかず、会費は小額で、足りない分は所長が身銭を切ってくれました。(今回キリかも)

アルコール抜きってことは盛り上がりもほとんどなく。
適当に胃袋を満たして早々に解散しました。

**

見ようと思ってた「コールドケース」の途中でまた爆睡いたしました。
いつもこのパターンだわ。
昨日の「ゴースト」は意外な終わり方で、第2シーズン見ちゃうかも。
待ちに待った「WITHOUT A TRACE」の新シーズンが昨日始まったのに録画。

ちょうど同じ時間にTBSで過去に放送された広島の原爆についての特集報道番組が再放送されていたので見ていたのです。リアルタイムで見逃したので。

***

自身が被爆されたという放送当時存命だった人の証言と、被爆者の描いた絵、目が離せなくなったのはアメリカから原爆を落としたエノラゲイに搭乗していて、その爆弾の開発に携わり機内からきのこ雲を撮影したという科学者が日本を訪れたというところでした。

原爆資料館に入ったその科学者(素人から見たら単なるじーさんですが)が資料館で真実を目の前にして正気を保てるのか?と思いながら見続けました。
卒倒してその場で気絶してくれれば、と願いました。
だけどそのじーさんは平気です。むしろ日本の戦意を喪失させたという自分の功績を見て満足さえしている様子でした。後悔をしている様子は全く見当たりません。

公園でふたりの被爆者と語り合う時間を持ちます。
ふたりは驚くほど穏やかに話します。
最後に被爆者の男性がその研究者が何も罪のない人々を死に至らしめた爆弾を開発する任務にいたことについて、何か謝罪する意思はないのか?と質問すると
後悔もないし謝罪もしない、ときっぱり言い切ったのです。
その理由は
「全てはパールハーバーから始まったのです。あの戦いでわたしは多くの友人を失いました」
・・・・
その傲慢な態度に震えました。復讐ですか。復讐に核爆弾ですか。

もうひとりの女性は涙を隠しきれませんでした。
この話については通訳がその場を察知して真実を訳さなかったほど、科学者の言葉は冷淡そのものでした。
平和公園で核爆弾がなくなるまで火が燃え続けているという象徴の火の説明を受けた科学者は
「火が燃え尽きる前にガス欠になるね」
と言ったのです。

わたしは怒りがこみ上げてきましたが、このことについて筑紫さんは(再放送なんで)
「ああいう考え方に反対する人もいるでしょうが、ああいう人はいるのです」
というようなことを平然と語りました。実に冷静です。報道する人の態度はこうでなければいけないんだな、と改めて感じました。
戦争をしなければ爆弾は落とされなかった。確かにそうですが。
凡人はあの科学者に後悔してほしかった。とてつもない恐ろしいことをしでかした、と死ぬまで後悔してほしかった。

ほかにもいろいろ思ったのですが、それは心の中にしまっておきます。
考えていたら目がさえて昨夜はなかなか眠れませんでした。






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最終更新日  2008年12月17日 01時53分21秒
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