そういえば映画館で予告編を見たような気がする。
コメディだとは知りませんでした。
エディとグウェンはアメリカを代表するトップ俳優で、カップルで出演する映画はどれも大ヒット。人は彼らが幸せそうな役柄を演じ、ハッピーエンドになる作品を好み、現実にもそれを求めた。
でも実際はグウェン(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は別の男と浮気をしてエディから気持ちが離れていた。思い出の店でふたりが仲睦まじく食事をしていたところを見たエディは怒りを抑えることができずに乗っていたバイクで店に正面衝突。
精神障害を認められて入院を続けていた。
映画会社はグウェンとエディの共演作がないとグウェンひとりの出演作がヒットしないことを重く見て、天才映画監督に次回作を任せた。しかしこの監督は試写をせずにプレスジャンケットを行うと言う。
宣伝マンがこの危機を救うべく、ありとあらゆる手を使いふたりをマスコミの前に不信感なしで迎えられるよう秘策を練る。
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姉が大女優、妹(ジュリア・ロバーツ)はその付き人として大女優ならではのわがまま全てに対応している我慢強いスタッフという設定です。
しかも妹はかなうことないと思っていた姉の夫にずっと恋していた。
ありがちなストーリーなんだけど、あちこちにちりばめられたドタバタなコメディで結構楽しめます。
最終的にできた映画は単なるぶっちゃけ話。人権がどうの、とうるさいアメリカであんな作品がヒットするとは思えないんですけど。
最後まで見ちゃいました。
ヘップバーンと言われて「キャサリン」だと思った映画会社の下っ端は、普通なら即刻クビとちゃいますか?
映画黄金時代を知る若手は減っているってことですね。
でも仕事するなら映画史くらい覚えておかないと宣伝担当は無理ですねー