前から行こうと思ってたわけじゃなく、突然思いつきでちょうどいい時間だったのもあって帰りに行ってきました。
ビジネスパートナーが死んで、悲しむこともなく棺の中に横たわる遺体の目に置かれた小銭さえも持ち去るスクルージ。彼は金銭にしか興味を持たず、誰とも交流せずにクリスマスをくだらないと思っていた。
クリスマスを前に町は活気に満ちている。スクルージのところへ貧困で苦しむ人たちのために寄付を集めている紳士が訪れた。しかしスクルージは冷たく断わる。
その日、自宅に戻ったスクルージは自宅の入り口扉のノッカーが生きて自分を弾き飛ばすのに驚く。
ひとりで暖炉の前に座っていると鎖を引きずる音が聞こえてきて、長い鎖をひきずった霊が現れて自分は以前スクルージのビジネスパートナーだったマーレイだと言う。生きているときにもっとしておくべきことがあったと後悔を口にする。そしてスクルージにこのあと3人の精霊が現れると予告して去る。

何を隠そう、全く下調べなしで行ったので映像にまず驚き。
あれは普通のアニメじゃないですね。
普通のフィルムの上からなぞって描いた画像みたいなリアルな動きです。
特に雪の降り方が(雪ひとつひとつの)本物。
スクルージはまさにアニメっぽい顔だし体型もアニメ。細すぎ。
顔つきはいかにも陰険なじじいで、それが終盤に向かって目の動きに違いが出てきます。
という技術的なことはおいといて。
これは子供の見る映画じゃないと思うんだけど。
むしろ大人の見る映画。今のわたしには効果的でした。
始まりはあまりに暗い(実際に画面は冬の暗さをうまく表現しています。DVDになったらある意味問題かも知れないなあ)のでうんざりしていたんだけど、いつの間にか引き込まれてあっという間に終わってしまいました。
炎の精霊もよかったなあ。動きが素晴らしい。
名作なんでネタバレ必要ないような。
わたしはとにかく画像の動きと自分が飛んでいるかと思うような迫力にひきつけられました。もしかしたら高所恐怖症の人は怖いかも?
偏屈ジジイのスクルージをジム・キャリーがやってます。
彼はスクルージの青年時代も別の役もほとんどこなしているらしい。
パンフレット買わなかったからあとでちゃんとオフィシャルサイト見てみよう。
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昼間暑かった。20度くらいあったみたい。
もうすぐ12月なのにね。
そしてもうすぐ12月ってことで会社帰り時間がかかるようになってます。
朝も。朝はイルミネーションしてへんのに!!どういうこっちゃ。