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らる935

らる935

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2009年12月30日
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カテゴリ:映画

上映時間3時間。平日は無理だと感じたので、仕事が休みの間行くことにして準備万端で行ってきました。
前知識がないと映画って楽しめる!と思ったので、公式サイトも関係記事も一切見ないで上映館へ。

ものすごい人気ですね。
時間ギリギリ(CMやら予告は始まっていました)でチケットを買おうとしたら、まず並んで、劇場内は満員。ひとりだったので好みの席に座れたということです。

全体的に見て、、
さすがジェイムス・キャメロン監督。見せ場も見せ方も映画館の魅力をきっちりつかんでいます。3Dというのは大昔に「ジョーズ」でペラペラで壊れそうなちゃっちいめがねを渡されて見たことがありますが、さすがに今回はあの頃とは段違い。
字幕が場面のこちら側にあるような雰囲気や、音との相乗効果でスクリーンを飛び出すような効果は抜群でした。
飛ぶシーン、大空をバックにしたシーン、森の中の不思議な植物や生き物が出てくるシーンではまばたきをすることさえできませんでした。
ストーリーもまさに現代の(さらに言わせてもらえばアメリカを批判する?)ような風刺的な部分が見えます。

細かいところで気になったのは
その見せ方は日本で既に宮崎アニメがやってるでしょう?というところとか、
それはもしかしてアニメを模倣しましたか?というところとか、
ひょっとしたら手塚アニメも参考にしてませんか?というところがあったところ。

あくまでわたし個人の意見ですが、
人間の手の動きをセンサーにつないで動くロボットは「マジンガーZ」とか「グレンダイザー」というアニメでありましたよね。
「絆を結ぶ」鳥に乗る、そのスタイルは「風の谷のナウシカ」と一緒でした。
森の中の不思議な植物の光る生態を「もののけ姫」で見ました。
空中に浮かんだ島は「天空の城ラピュタ」そのものでしたし、
無敵の赤い鳥トルークは「火の鳥」に似てました。

そういう見方をするからかも知れませんが、本当にそのシーンが甦ってくるような気がしました。
ただ画面そのものはキャメロン監督のものだし、これらをあわせてストーリーを作っているのだから決して作品そのものを疑うものではないんです。
出演者の表情は役者さんのものですし、純粋な心をもつ人たちに惹かれる主人公に次第に観客が感情移入していくようになっていました。
満員の劇場内、不必要な明かりがもれるわけでなく、余計な雑音も響かず、3時間みんな集中していました。それだけでもこの映画の人の心をつかむ威力は充分だったと思います。
そうそう、蛇足ですがグレイスがシガニー・ウィーバーだと斜めから見て、声でわかりました。ちょっとふっくらしていつまでも若い女優さんですね。


近年、企業でも「エコ」に関する努力は末端の社員にまで要求されています。
ちょっと前までは会社の名前でそれらしい活動をしている姿勢を見せるだけでよかったはずなんですが、そうもいかなくなりました。
環境破壊がいけないことはわかっていますが、実際に起こっていること。
さらに自然を大切にする姿というのは便利な世の中になる何十年か前の人類の生活と同じなんですね。
ナヴィは人間とは違った生物なんだけど、たとえば狩で獲物をしとめたときに苦しませないことや、自然からの知恵を大事にすること、それに生活の拠点にある植物全てを命あるものとして扱うこと、機械にたよらず心で他の生き物と交流したり、同じ部族の仲間を大切にする・・・
現代の人間がほとんどなくしているものばかりを持っていて、見ているこちら側はなんとなくその姿を「遅れている」けれど「なぜかうらやましい」と感じるのではないでしょうか。

本日、映画館でしか見られない映画を見られたという満足感は得られました。
難を言えば、劇場内満員なのに暖房効き過ぎで汗かいてしまいました。







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最終更新日  2009年12月31日 00時10分49秒
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