放火による一家殺害事件が起こる。
3週間前に同じような放火があり、その被害者は全て亡くなっていた。
放火事件の犯人は通常、燃えるものが目的で殺害が目的ではない。
ギデオンはこの2件が放火による連続殺人であると断定し、犯人につながる情報を集めるよう部下に指示する。
昨夜起きた事件で唯一の生存者であるカーター家の主婦・シャーロットは火傷により危篤状態だったが、看護師により余命わずかであることと家族の死を知らないと知らされたホッチナーは、シャーロットに夫と息子が助かったと告げて事件の夜のできごとを聞く。
シャーロットが思い出したのは歯を磨こうとしたとき水が出なかったこと、それを解決すべく夫が庭の水道元栓を見に裏口から出たことを話した。さらに裏口を火に阻まれ、家族で玄関まで這って行ったが、開錠しても扉は開かなかった、そこへ消防士が現れて助かった、と話す。
現場検証していたホッチナーとモーガンはこの証言から犯人による計画性を確認する。犯人は裏口から忍び込むために水道の元栓を締め、主人が外に出たすきに室内に入り、一家が寝静まるのを待って燃料を撒いて火をつけたのだ。
玄関にたどりついた一家が煙から身を守ることを見越して、開錠してもドアが開かないようにビスのようなものでドア上部を固定し、消防が駆けつける前にこのビスを抜き取って現場を離れた。シャーロットが目撃した消防士と見えたのは犯人に違いない。
被害者から犯人に結びつく共通項は一家の主人にありそうだ。子供も夫人も共通項がなく、主人は30代後半の白人、仕事には成功している。
現場で目撃されている車は営業車として登録されているものがほとんど、レンタカーは近辺でこの放火2件にまたがる期間借りられてなかった。
おそらく犯人は事件はじまりの頃に性的に満足する対象がなくなった白人で、認められることがあまりない仕事をしている、さらに仕事で使われる車を乗り付けて犯行に及んでいることから、人的性格障害が気付かれないほど大きな組織で働いているだろうというプロファイルができあがる。
やがてガルシアがwebで地下タンクの薬品もれによる被害が発端となって、大手企業を槍玉にあげ、放火事件を起こしていることをつきとめる。被害者の一家主人たちはその企業に勤務していた。
そこでその組織の代表であるエヴァン・アビーを疑う。
アビーには離婚した妻との間に息子がいた。
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見ごたえのある事件だったし、ホッチの考えやその性格形成の一端になるエピソードもひとつ混じってました。
アビーはあくまで子供を守るために立ち上げた組織の中に、自分の考えとは異なる考えをもつメンバーのために正義を汚されることや人が殺されたことが許せなかったので最終手段に出ました。
その行動を読めたにもかかわらず間に合わなかったホッチ・・・
悲しすぎる話でした。
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またもや寝るのに忙しい日曜日。
デパートへ友の会の継続手続きに行きたいんだけど、あんなに人がたくさんいる場所へ出かけたらまた風邪がぶり返すかもしれない!と思って自粛いたしました。
昨夜は録り貯めたDS9を見てて、ふと気付くと1時半。
あかんがな~~~
てことで即寝ました。10時間くらい寝ました(⌒▽⌒)アハハ!