レディスサービスディですから。
しかもノー残業デー。6時50分スタートの回に行ってきました。
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TVでCMしてたものや、劇場での予告編で期待いっぱいでした。
その期待は外れたんですけど、、
しかもまるでホラーかと思うような作りで不満もあるんですが、、
でもひきこまれました。以下はストーリーねたバレ含みます。あしからず。
ニナは真面目でひたむきなバレエダンサー。
いつかプリマになるときが自分にもあるはずだとは思いたいけれど、傷つくのが怖くて自信がない。
そんな自分を励ますのは、過去に同じバレエの世界にいた母。
母の世界は自分だけ。少し窮屈。バレエ以外のなにもない生活から逃れられず、でもそれが日常だ。
ところが大抜擢、主役の座を射止める。
彼女は可憐で純真な白鳥にはぴったり。問題は黒鳥だと言われる。
白鳥とは違った誰をも誘惑する官能的魅力あふれた演技をすることを求められる。
しかし注意される言葉をことごとく受け止めるためにせっかくの主役を生かしきれた演技ができない。
リリーが監督の望みどおりの黒鳥の踊りができることを見ると不安に拍車がかかる。自分の演技に満足できず、母親が口うるさく身の回りの世話をするのがいらだたしく思える。緊張と不安でニナは些細な場面で幻覚を見るようになる。
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スリラー映画だったのか・・・(予想しろって話ですが)
一人娘で期待が大きく、生活を支配されて友達がいなくては追い詰められるかも知れない。
というより、あちこちから血が出てるシーンがいやだ。
指のささくれから出血して、それを無理やり剥がしたり、爪を切っていて皮膚を切ってしまうようなシーンを見ると想像してしまって直視できません。
拷問だわ~~~~
足の指がくっついているのも気持ち悪かったけど、やっぱり手の指がいやだった。。。。
期待はずれっていうのは、もう少しバレエ映画っぽいつくりかな~と思ったところだったから、これは個人の好みってものです。
もう少しナタリー・ポートマンの演技の引きのカメラワークがあるかと思ったんだけど、それはプリマの演技として彼女の踊りを撮るは無理だったのか、まるでテレビみたいなアップばかりで全身が一度に映るシーンは皆無でした。
結局、大事な演技の部分は吹替えになっているのね。。。
大切な演技指導シーンは引きで撮影して欲しかった。
アップばかりだと不満がつのり、それが少し見苦しかったです。
でも、ナタリー・ポートマンの追い詰められる優等生役は合ってました。
20とウン年前、「アンナ・パブロワ」という映画を見たんですが、素晴らしかったです。
思いっきりバレエ映画でした。
舞台バレエ(思いっきりロシアバレエ)を実際に見に行ったことがあるんですが、高い上にいい席が取れない。いい席を取ろうとすると2万越えとか。
あほか~~~バレエの何かもわかってないわたしが2万も払えますか!
ってことであまりに遠い席でめげました。
そんな苦い思い出がふと甦りました。
本物のバレリーナの背中はものすごく筋肉質で美しいですね。
その美しい背中が傷ついていたら困ります。
劇中に入墨いれたバレリーナがいましたが、あれは許されるもの?
化粧で隠しきることができるの?
素朴な疑問です。
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見たいと思っていた映画を予定どおり見られて満足です。
仕事帰りに映画を見に行けるということは、仕事はヒマってこと。
めっちゃ忙しいか、めっちゃヒマかどっちかなんて。
足して2で割ったくらいがいいんですけどね。
現実ってそんなもの。