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5日からダラスで開かれていたウィンターミーティングが8日に閉幕した。
バーネット、ソリアーノ、ファーカルの移籍以外は主だったトレードはなく、A-RODの契約(レンジャースと10年契約)が成立した2000年と比べるとやや小粒の感がする。 毎年オフの主役となるヤンキースは、ウォーマックを放出してマイナー2選手を獲得した以外は大した補強をしていない。昨年の大補強(ジョンソン、パバーノ、ライト)のつけからか、資金に余裕がないのだろう。 シーズン途中からの課題だったセンターと中継ぎの補強は、これからすすめられる。 その中でセンターの補強の候補に挙がっているのが、宿敵レッドソックスからFAを宣言しているジョニー・デーモン。しかし、デーモン側は7年契約を要求しているので、この交渉は進んでいない。今年32歳のデーモンにヤンキースが、今年32歳のデーモンに長期の契約を締結するとは思えない。このディールは破談となるだろう。 ヤンキースは、他にカブスのガルシアパーラとの交渉も進めている。ガルシアパーラの代理人は、松井と同じアーン・テレム。ショートのガルシアパーラがセンターへのコンバートを了承する方向なので、障壁は何もない。 ガルシアパーラといえば、3年前までレッドソックスに所属し「プリンス」と呼ばれ、ボストンのジーター的な存在だった。カブスにトレードされてからは、怪我の影響で精彩を欠いているが、十分まだ働ける。 ウィンターミーティングでアスレチックスのGMのビリー・ビーンがストーブリーグについて「まだまだこれからだよ」というように、オフシーズンは始まったばかり。これまで同じニューヨークのメッツがオフの主役になっているが、毎年オフの主役のヤンキースが大補強に転じてもなんら不思議ではない。 かつて「ショートの3羽ガラス」と言われた、ジーター、A-ROD、ガルシアパーラが揃ってヤンキースでプレイすれば、ヤンキースは正に「ドリームチーム」となる。でも、肝心のセットアッパーが補強されていないから来年もヤンキースの世界制覇は無理かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 10, 2005 11:35:12 AM
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